遍照金剛

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zoom RSS 一週間de資本論

<<   作成日時 : 2010/10/10 16:28   >>

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 今朝、たまたまテレビをつけたら、NHKで「一週間de資本論」というのをやっていて、第一回目の終わりの方だったのですが、何だ朝っぱらからマルクスとはと思いながら見ているうちに、全4回を見てしまいました。

 4日間で、放送時間も短く、どこまでできるのかとは思いましたが、時間の割には、簡潔にまとめられているのかなぁとは思いました。

 基本的には、マルクスの経済学的側面を超えた意義を見出そうとすることで、アタリなどが登場し、グローバル市場原理に対するマルクスからの視点を見出そうとしている的場昭弘さん(神奈川大学経済学部教授)の考え方が伝わってきました。

 毎回、ゲストが登場するのですが、田中直毅さんの回では噛み合っていなかったですね。

 田中直毅氏は、ロシアスターリン主義が社会主義・共産主義であり、それが間違っていたからマルクスの考え方はおかしいという事が根底にあるようでいたが、的場昭弘さんの考え方は、マルクスは、そんな短期間での社会主義、共産主義を言ってはいない、資本主義の成熟した果ての社会として捉えていて、全くかみ合っていませんでしたね。

 ロシア、中国など、社会主義、共産主義といわれてきた・いる国がマルクスなどが言う姿とは異なり、スターリン主義という幻想にしか過ぎないことは、もう、何十年も前から言われており、全くその通りだと思うのですが、いまだに、スターリン主義の国々が、マルクスの言う共産主義とイコールだと決めつける人がいて、そちらの方に驚いてしまいました。

 私たちが、作ったものから”疎外”されていく構造。

 現実の資本家が、プチ資本家の登場で、労働者であり資本家である大衆の存在をどうとらえるのか。

 労働価値とは、労働時間なのか。

 などなど、いい尽くされていないことはかなりあり、そもそも、この短時間での話で理解できると思う方がいけないんでしょうが、結構、面白く見れましたね。

 ただし、生産手段の変遷と市場との関係で、資本家、労働者との関係を見ていくだけでは、何か足りないような気もしました。

 最終回のアタリの登場で、急に、一つの国家を登場させるあたりは、唐突で、経済活動からしか国家を見ていないような気がして、残念でした。

 それでも、あの分厚い資本論を投げ出すよりはいい様な気もしました。

第1回 「資本の誕生」森永卓郎(経済アナリスト)
第2回 「労働力という商品」湯浅 誠(反貧困ネットワーク事務局長)
第3回 「恐慌のメカニズム」 浜 矩子(同志社大学教授)
第4回 「歴史から未来を考える」 田中直毅(経済評論家)



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