毛沢東の大飢餓

 「Newsweek 2010.10.13号」(阪急コミュニケーションズ 刊)は、”中国はなぜ横暴か”と題した特集を組んでいます。尖閣諸島の件を含め、最近の中国の国際社会に対する強硬な態度が何処からくるのか、色々と推測され書かれています。

 特集に関連してなんでしょうが、書評で、「毛沢東の大飢餓(Mao's Great Famine)」(フランク・ディケター 著)が取り上げられていました。

 1958~62年に「大躍進政策」をとった毛沢東は、社会主義陣営のトップとしての権力を握ろうとし、実は、この政策の過程で、4500万人とも6000万人ともいえる人が亡くなったんだとかという話でした。

 書評なので、事細かなことは書いてはありませんが、逆らう一家は捕えられ親子ともども糞尿の中に3日間、押しいれられたんだとか。

 そして、残酷なことに、糞尿を口に知れるのを拒む主人の口を無理やり開けて、糞尿を押し込んだのだそうですで、結局、その人は亡くなってしまったんだとか。

 人間を食べたり、それはひどい有様だったという事が記されています。

 天安門事件の事は知っていましたが、それよりはるか昔、そんなひどい事があったのかと驚いてしまいました。

 著者は、現在、北京にいるとのこと。良く、こんな本が書けたもんですね。

 中国政府が認めているという事になり、何故? と思ってしまいました。

 半端な数ではないですね。

Mao's Great Famine: The History of China's Most Devastating Catastrophe, 1958-1962

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