国家の偽装

 「国家の偽装――これでも小嶋進は有罪か」(有川 靖夫 著/講談社 刊)という、うん? と思う本が置いてあり、何だろうと思ったら、例の耐震計算偽装事件のことで、小嶋進はヒューザーの社長であり、著者は当時、公明党所属の大田区議会員で、ヒューザー社から娘さんが2,000万円だかの援助を受けていたという事で、何やら、耐震偽装の嫌疑にからみ叩かれて公明党をやめて人でした。

 そういえば、姉歯という人の耐震偽装計算とそれを承知で建築していたなど、大騒ぎでしたね。

 何か、遠い昔のような気がしますが、そんなに時間はたっていないようです。

 確か、姉歯さんは、刑が確定したと思ったのですが、ヒューザーの社長はと思ったら、まだ、結審していないんですね。

 この本には、その小嶋さんの”衝撃の電話67分”のCDがついています。法廷へ証拠として提出されているのだそうです。

 残念ですが、本を購入しないと聞けません!

 何を語っているのか。

 しかし、この本の中で、著者も言っているように、役所が、耐震計算の偽装を見破れなかった、これは、悪意の偽装ではなくても、間違った計算設計書を提出しても見抜けないという事で、そもそも、役所側の責任というのが発生するんではないでしょうかね。

 一方的に業者側を問題視し、自分たちの無責任体質を問題にしていないという指摘は、納得させられます。

 国に誤謬がないのか!


 私たちはここに、行政など国家機関がかかわってくるとき、圧倒的に不利にならざるを得ない現実を知ります。

 そして、権力の監視機能を果たすはずのマスコミが、実は、権力の報道機関でしかないことを実感するのです。


国家の偽装――これでも小嶋進は有罪か
講談社
有川 靖夫

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