跋扈し始めた人民元

 「週刊エコノミスト 9月28日号」(毎日新聞社 刊)の表紙に”◇【特集】跋扈し始めた人民元”と書いてあり、あれ、なんて読むんだっけと、確か、バッコだよなぁと思いながら、めくってみても、振り仮名が降ってありません。
左側はバツなんで、右はコでいいんだろうと思いましたが、あっているんでしょうね。

 巻頭頁の『闘論席 ■高橋 洋一』を読むと、現在、何で日本だけ実質円高なのかという事に関して、見かたは、円の収益率と存在量との両方で見る必要があり、リーマンショック以降、収益率に関しては、ユーロと比べても、村内違いはなく、存在量が違うという事を上げています。

 ヨーロッパ各国は、供給を増やして存在量を増やしたのに比べ、日銀は、増やしていない、その点が、大きく異なる点で、ここを改めればいいということでした。

 経済の事はよくはわからないのですが、市中への円の供給量を増やせという事なんでしょうか? 具体的には,どうするんでしょうか? インフレ傾向に振るんだと思うんですが、う~ん、考え込んでしまいます。

 特集は、元のことで、中国が元をドルとユーロに並ぶ3番目の国際通貨にしようとしているという事が述べられていました。元を国際通貨にすることの中国の思惑が論じられています。

 どうも、こういう数学的な意味での正解がない数字というのは始末が悪くて、考えの落ち着き先が見えないので、嫌になりますね。

 ふと、”元とドルは元々同じだった”という囲みが目に入り、へぇ~、と思ってしまいました。

 もともとは、両という単位だったのが、清朝の時代、スペイン・メキシコ産のターレル銀貨が普及し、それが今までとは異なり円形をしていたので、圓となり、音が同じの元、円になったんだとか。

 ターレルがドルなので、アメリカドルは、美元、日本の円は、日元などと呼ぶんだそうです。

 そもそも、元は中国固有の通貨単位だと思っていたのが、そうではなかったんですね。いわば輸入単位だったんですね。

 麻生政権の時に、日本は、円の国際通貨化を拒否したと書いてありましたが、そんなことがあった? と、すっかり忘れていますが、何故、そうしなかったんでしょうか?

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