危機の経済?

 朝日新聞(2010/9/19)の朝刊一面に、『危機の経済』と題して、GLOBE編集長の山脇岳志氏の記事が掲載されていました。

 民主党代表選挙に関して、小沢一郎が立候補を決めた時、国債金利が上昇し、敗北した時に、金利が下がったことをとらえ、市場が、小沢一郎が勝ったら、国が破綻すると考えたからだと言っていました。

 傍証として、国家戦略室のスタッフが”小沢が総理になれば、国が立ち行かなくなる”と言っていたとか、日本にくわしい米国政府高官が”小沢の金権体質は古い”と言っていたとか述べて、小沢が敗北したことを評価していました。

 私は、経済学のことはあまり詳しくはありませんが、著者が言うほど、今回の国債の金利上昇が、決定的なことなのかと思い? という気持ちでいましたが、”ニュースの深層”というサイトで、”「国債金利の上昇=日本国の破綻」は間違っている 政府債務は長期的視野で考えるべき”という2010年04月26日(月)付けの 高橋 洋一氏の意見を知り、読んでみました。

 小沢一郎の立候補が、どれだけの国債金利の上昇をしたかは知りませんが、大げさに批判するべき事項なのか、また、別けのわからない政府高官とか米国政府高官とか、どれだけ真実性のある人間だかわからないような人の言葉を取り上げて、小沢の敗北を評価するという、こじつけに何だろうこの人は、思ってしまいました。

 国債金利上昇だけが、政権の判断基軸だはないでしょうにね!

 しかも、小沢の金権体質とは、よく言わせたものですね。

 完全に、この山脇という人は、それこそマスコミの小沢批判の根拠なしイメージに立脚した結論を述べているにすぎないことが明白に読み取れます。

 そのくせ、菅の政策は不安だといい、小沢の政策の一面も取り入れたらと、何が何だか、根拠のない提言をしていました。

 自分で、考える力のない菅に、いくらうわべだけ小沢の政策を取り繕ったとしても、すぐ限界が見えるでしょうね。

 分らないんですから。

 今回の為替介入にしても、高橋洋一さんは、”為替介入の効果は一時的!21日のFOMCと23日の日米首脳会談に要注意せよ”と書いていました。

 小沢が関与すると経済の危機が拡大する様なこと言っておきながら、小沢の政策も取り入れたらという、節操のない意見を見て、驚きでした。

 こんな意見が一面を飾るんですか?

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