ネット攻撃を始めた朝日新聞

 今朝(2010/9/17)の朝日新聞を見て驚きました。今回の民主党代表選挙にからみ、大手マスコミの世論調査とネットでの調査が、ほとんど真逆であることが問題になっていましたが、その点をとらえ、ネットの調査なんていい加減だ、マスコミの調査の方が正しいんだの論点で、ネットでの調査を不確実ないい加減なものとして、1ページを割くキャンペーンを行っていたからです。

 ●ネットでは、一人の人が何回もクリックするし、見ている人が限られている。
 ●マスコミの世論調査は調査対象が幅広く偏っていないし、科学的である。

というのが、マスコミ世論調査の基本のようでした。

 この上に、情けないのは、多少ネット擁護であるという人の意見が併載されているのですが、ネットは若い人が多く、特に、今回は、30代の人の不満の表れではないかという、頓珍漢な意見を載せていたことです。

 まず、今回の民主党代表選挙だけに限ってみても、党員サポーター票の得票結果を見ても、小沢一郎はポイントでは引き離されていましたが、獲得票では、40%が小沢一郎に投票しており、あきらかに、マスコミの世論調査と異なった結果になっています。

 そもそも、私も何回か、電話での世論調査を受けたことがありますが、コンピューター調査でも、音声調査でも、突然電話がかかり、矢継ぎ早に質問されても、理解していないものも多く、いい加減な回答をする場合が多いものです。

 特に、支持政党など、どうでもいいことはいい加減にいう場合も結構あります。

 また、学生の頃、調査会社のアルバイトをしていましたが、不足分は、自分で書いたり、調査って、こんないい加減なのでいいのかなぁと思った覚えがあります。

 学者の陥る科学的だという盲目的な信仰を感じてしまいます。実験室での検体ではなく、人間という不明確な意識を対象とするものが、専門家が考えたとか、幅広い対象をしているとか、対象が人間ではなく、誠実正確に反応する物体であり、調査内容も、適当な質問であり理解できるものであるという事を頭から信心している信者のようですね。

 大体、ネットが若者だけだなんて、誰が決めつけているんですか!

 何十年前の話をしているのか、いい加減にしてほしいですね。

 何回もクリックできるから、信用できないといいますが、今回のネット調査では、幾つもの調査サイトで、同じ傾向が、つまり小沢一郎優位の結果が出ています。

 その、マスコミが委託した調査機関が、いい加減でないという保証は、クリックが複数回出来てしまうという、ネットでのいい加減さと、どっこいどっこいではないんでしょうかね。

 このように、朝日新聞は、あきらかにネット攻撃を開始し始めたことを重く受け止める必要があります。

 そこまでネット容認できなのならば、朝日新聞は、ネットでのあらゆる報道も行わず、新聞紙だけで商売をしていればいいんじゃないんでしょうか。

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