みのもんたリコール

SAPIO 9月29日号」(小学館 刊)は大きく、表紙に機動隊と思われる盾を持った隊列の写真が目立ち、何だろうと思ってみると、『国家警察29万人のリアル』と書いてあります。

 何でも、警察は、人知れず肥大化しているみたいですね。

 最近の弘道会潰し・山口組潰しは、自己保存のために、警察が事を大きくしている面が無きにしも非ずで、犯罪がなければ警察が不要になってしまうという危機感なんでしょうか?

 まぁ、それはともかく、私たちは、テレビで見る警察24時間とか、名物刑事とかしか、あまり実態を知らないのですが、チヨダ、サクラ、ISなどなど、ベールに包まれた公安警察もあり、〈機動隊、SAT、SP、出世とカネ、天下りのタブーまで〉ということで、警察の実態を赤裸々にレポートしています。

 一番怖いなぁと感じたのは、公安警察の存在もそうなのですが、実は、警察は、本来地域警察が主体であるにもかかわらず、警察庁人事が幅を利かし、中央からの人間が、県警のトップ周辺を固めるという構図になっており、国家警察の姿に変貌してしまっているという点でした。

 知らないうちに、地域警察ではなく、実態は国家警察であり、予算も増加の一途であるのだとか、う~ん、ですね。

 特集以外の今月号の記事で、おやっと持ったのは、深川峻太郎さんの『日本人のホコロビ 第37回 みのもんたリコール』という巻頭のコラムでした。

 何で、みのもんたをリコールなどと言うのかと思い読んでみたら、これは、著者の言い分が正しいなぁという気になりました。

 全盲の人たちのサッカーであるブラインドサッカーの第5回世界大会がイングランドのヘレフォードで開かれ、日本は、0勝3敗2引き分け、得点0、失点5で 10カ国中の8位だったのだそうです。

 著者は以前から、日本のブラインドサッカーを取材し、今回も現地に行って、日本人の競技者の一生懸命な戦い、そして、以前より確実に向上している技量を見たのだそうです。

 しかし、目に見える結果としては、8位ということでしたが、朝の番組の司会者みのもんたは、その番組内で、日本のブラインドサッカーをけなしたんだそうです。技量もなっておらずと。

 では、みのもんたが、実際に、一度でもヘレフォードにきて日本の戦いぶりを見たかというと、全くそんなことがないということです。

 それにもかかわらず、何で、日本のブラインドサッカーの事が語れるのか、ましては、さげすむことができるのかということを語っているのでした。

 それでは、著者がみのもんたリコールというのは無理ないなぁという気がしました。

 亀田の問題と言い、TBSは、視聴率欲しさに、みのもんたに逆らえないんでしょうね。


SAPIO (サピオ) 2010年 9/29号 [雑誌]
小学館
2010-09-08

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