遍照金剛

アクセスカウンタ

zoom RSS 書くことと生きることは同じじゃないか

<<   作成日時 : 2010/09/10 23:24   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 1

 京文堂で、「新潮 10月号」(新潮社 刊)を見つけました。5〜6冊積んでありました。

  『書くことと生きることは同じじゃないか』(吉本隆明+よしもとばなな)を読んできました。

 何回か親子での対談というのはやっているんで、今回は、どんな話なのかという気になりましたが、基本的には、家族というものと社会という共同体では、相容れない要素がある、つまり別のもの何だという話が、そして、家族が大事なんだという事が言われているようでした。

 戦争では、共同体という事で、軍事訓練をやらされ、雪上での射撃とかを行ったが、家族の中では、そういうことはあり得ない、男と女の対幻想を基底とする家族という共同体と共同幻想を基底とする社会という共同体とは、まったく違う原理の価値観なんだという事が述べらていきます。

 男女同権という事の難しさにも言及し、高村光太郎等をはじめ、明治以降の先駆者たちは、ほとんど男女同権の家族というものに失敗している、それは、女性は少し男性の後についていた方がいいという男の遺伝子の強さに原因があるのではないかという事のようでした。

 昔、奥さんが首に出来ものができ癌を疑われ、手術をすることになった時に、ばななさんが父に、外国旅行をやめて残ろうかと言ったときに、隆明さんは、止めなくていいから行きなさいと言ったというエピソードから、普通なら母親が心配なので、残れと言われると思ったのにどうして、そう言わなかったのかという問いから始まり、書くことに自信がなかった時の言葉、など、ばななさんの疑問に思っていたことが聞かれていきます。

 いい本とは、少なからず自分自身が関与しているので、書き続けるのが難しい、という文学の根幹の話から、最後は、太宰治と夏目漱石、森鴎外等の話となり、大文豪と言われることより、夫、子供と楽しい家庭を持っているという事が一番だという事で纏めていました。

 そういえば、「真贋」の帯に、ばななさんの推薦文が載っていましたね。確か、私が「真贋」を買ったときには、他の人が帯を書いていたと思いましたが。

 親子で、こういう真面目な話をするって、照れてしまいますが、お二人は、結構、こういう話をするんでしょうかね。

 
新潮 2010年 10月号 [雑誌]
新潮社
2010-09-07

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 新潮 2010年 10月号 [雑誌] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
挿入できるよ(´-ω-)★ http://64n.co/
俺だ
2012/01/09 22:59
SHARPER IMAGE イオニックブリーズMIDI レッド
SHARPER IMAGE イオニックブリーズMIDI レッド
書くことと生きることは同じじゃないか 遍照金剛/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる