カブトムシ糞堆肥

 「現代農業 2010年10月号」(農山漁村文化協会刊)を見ると、不思議な感覚になります。

 広告ページなどを見ていると、業界誌っぽい雰囲気が十分あるのですが、本文を見ていると、健康雑誌のような感じで、現在の農業を置かれている位置というものを如実に表しています。

 社会的には、一つの産業であり生産者という事から、農家向けの業界誌という側面を持っているのは確かなんでしょうが、農業というものが、営利的なつまり、生産者ではない人たちも増えたせいなのか、一般的な健康相談のような側面をもあわせもつ必要があるという事なんだという気がしました。

 そんなわけで、今月号は、地力とは何かという事で、土が持つ特性を解説し、様々な土づくりの方法を掲載しています。

 作物や土地によって、色々あるもんだなぁと思いましたが、特に、虫の糞が作る土のことが書かれていて、ミミズはそうなんだと思っていたのですが、カブトムシの糞も言いにだという事が書いてあり、カブトムシが、と思ってしまいました。

 何故かというと、子供がベランダで栽培している作物の鉢の土の中に、こんなものがいたといって、5匹ほど持ってきたからです。

 白い体、うねうねとした物体は、なんとなく細い感じがするのですが、カブトムシの幼虫そのものだったからです。

 『軟らかく根菜が太るカブトムシ糞堆肥』を読むと、”キノコの廃菌床とカブトムシの糞が混じった堆肥を土と混ぜずに一m五〇㎝に積んだ高ウネで根菜類を育てたところ、太く軟らかなダイコン・ゴボウが穫れた”のだそうです。

 何でも、カブトムシが成虫になるまでに、落ち葉や木くずを食べ、珈琲豆位の起き差の糞をバケツ半分ぐらいするんだそうです。

 すごい量の糞をするもんだと驚いてしまいました。そして、それがいい土なんだということで、カブトムシを見直してしまいました。

 今も、子供の机の上には、カブトムシの幼虫を入れたビーカーが置いてあります。


現代農業 2010年 10月号 [雑誌]
農山漁村文化協会
2010-09-04

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糞虫たちの博物誌
青土社
塚本 珪一

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