時代を惑わせた妖花たち

 「東京人 10月号」(都市出版 刊)の特集は、『時代を惑わせた妖花たち』と題したもので、もちろん阿部定も入っています。

 悪女というのは、何なのかは、難しのでしょうが、例えば、林望さんが書いている章では、源氏物語の時代の悪女というのは、それこそ文字通りの悪い女性=ブスということだったんだそうで、現在のように、男を手玉にとって、というのは、近代になってからの使い方のようです。

 近いところでは、福田和子もいましたね。

 樋口一葉が取り上げられていた(たたかう悪女=関川夏央著)ので、え~、と思ったのですが、記事を読んでいくと、自分の美貌をお金に変えるしかない、悲惨な生活状況だった事が分ります。

 父が死に、商売も没落し、母と妹と3人分を稼がなくてはいけなくなった樋口一葉の苦闘を、初めて知りました。

 それにしても、幾多の文士といわれるような人が、樋口一葉(夏子)に惑わされたんですね。驚きました。

 確かに、若いころの歌塾「萩の舎」に撮った集合写真を見ると、そのなかでも1,2の美人ですが。

男をとことん追い詰めて破滅させる魔性の女、
天真爛漫に男たちを振り回す小悪魔……。
男性にとっては思わず人生を狂わされてしまいそうな、
女性にとってはその手練手管が気になるような、
そんな誰かのファム・ファタールを紹介。

という紹介文を読むと、誰なんだろうなぁという気にさせられます。

 悪女は悪魔なのか、小悪魔なのか?


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都市出版
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