ギロン以前の田原総一郎

 「週刊朝日 2010年9月10日号」(朝日新聞出版 刊)に掲載された田原総一郎の『ギロン堂』を読んで、びっくりしてしまいました。

 要するに、小沢系の複数の周辺議員に、何故、小沢は代表選にでるのかと聞いたら、小沢がカネの問題でクロと世間に見られたままでいるのが嫌だからだと言っていた、ということで、そんなことで出馬するなんて、円高など対処しないといけないことが目前にあるのに、許せない、というような論調で、小沢を批判するものでした。

 もう、笑ってしまいました。どうして、こういう人たちは、周辺の人とか関係者とか、いわゆる第三者が言う事の上に、勝手な判断をして人を批判しますかねぇ~、とあきれてしまったからです。

 立花隆の、やる気はないので調べてはいないのに、小沢一郎批判を行うのと同様、この手の、いわゆるトップといわれる評論家は、自分の想像の世界に現実をあてはめて、他人を攻撃していくという、いわば手抜き、初心を忘れた態度が見え見えですね。

 内田樹が、執筆の停止を宣言したとかという話が伝わってきましたが、田原も立花も、それこそ菅流に言えば、「しばらく静かにしていた方がよろしいのでは」という感じです。

 田原が間違っているのは、今、重要なのは、小手先の問題解決ではなく、昨年、民主党に託した、公務員改革など、日本社会の根幹にメスを入れてくれという気持ちを、菅政権がないがしろにし、後退させているという、根本的な問題を、全く、近視眼的なことでごまかそうとしていることです。

 田原も、書く前に、同時に掲載されている渡辺乾介の「日本改造計画の全貌」を見た方がいいんじゃないですか。

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