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zoom RSS 質量はどのように生まれるのか

<<   作成日時 : 2010/08/26 15:10   >>

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 「質量はどのように生まれるのか」(橋本 省二 著/講談社 刊)がブックファーストの棚にあり、質量って一体何なのかと思っているので、読んでみました。

 著者の前書きを読むと、数式を用いないで、なるべく分りやすくと心がけたのだそうですが、やはり、相対性理論や量子論などの前提知識が必要で、それを含めて解説を試みているという事でしたので、もしかしたら、理解できるかなぁと思って読んで行きました。

 ところが、最初でつまずきました。

 運動量とエネルギー量のところで、保存則について説明されているのですが、そういえば、何で、運動量は質量*速度で、エネルギー量は1/2*質量*速度*速度なんだっけかと思ったら、つまり、何でこの量を定義したのかと考えたら、何だかわからなくなってしまいました。

 話が進み、電磁場のところで、電荷をもったパチンコ玉を考えた場合、パチンコ玉が動かなければ磁場は発生しないが移動すれば磁場が発生するわけです。

 では、パチンコ玉に乗った人が見た場合、パチンコ玉は静止して見えるわけで、磁場は発生しないことになりますが、同じパチンコ玉を別なところで眺めている人は、そのパチンコ玉が磁場を発生している事が分ることになります。

 すると、同じ空間で、見る場所によって、違う現象になってしまう? と考えだしたら、分らなくなってしまいました。

 説明では、同じことなんだというようなことでしたが、ここでアウトでした。

 また、確か大学の初年度に読んだ記憶がありますが、場の考え方に関して、やはり、理解していないんだなぁと思ってしまいました。

 つまり、物質を中心にして同心円的に場(電場、磁場)が考えられるわけですが、当然、中心より遠ざかれば、その場での力(?)は弱くなるわけです。

 例えば、この物質が移動した場合、遠くの地点での力の変化にようする時間というのは、物質の移動速度に比例するのか、そもそも、物質が移動したという事の情報の伝達速度というのは、物質の移動速度とどういう関係になっているんだろうかなどと考えだしたら、わけが分らなくなってしまいました。

 ある瞬間に、物質が生まれたとした時、それが持つ場というのは、宇宙の果てまで、一瞬にして波及するんでしょうか?

 そうだとすると、光速以上の速度が必要な気がして仕方ないのですが?

 こうなるとお手上げですね。

 ただ、南部陽一郎博士が提唱した『自発的対称性の破れ』という考え方が、質量というものが何なのかを探求していく上で、非常に偉大な考え方であるという事が、少しだけ、分かったような気になりました。

 素粒子の質量を作りだすといわれるヒッグス粒子は、質量を考える場合、発見されたとしても、それは質量の2%程の寄与でしかないのだそうで、南部陽一郎博士がさらに考えた『量子色力学』での解明が必要なんだとか。

 著者が読みやすい言葉と文章で記述されているのは理解できるのですが、ぱっと、読んだだけでは、やはり、すんなりとは理解できないものです。

 でも、教科書のようなものと比べれば、格段に面白く書かれていて、良かったですね。


質量はどのように生まれるのか (ブルーバックス)
講談社
橋本 省二

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