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zoom RSS 電子書籍で繰り返される「マーフィーの法則」

<<   作成日時 : 2010/08/19 02:17   >>

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 Newsweekサイトのコラムで、「エコノMIX異論正論」と題して、池田信夫さんが執筆されています。

 日本での電子出版の情況に関し、”日本でもようやく電子出版の動きが本格化したのは結構なことだが、商品が出る前から「協議会」やら「懇談会」やらが乱立して、「標準化」の話ばかり行われるのは奇妙な風景である”と述べています。

 昨今、「電子出版制作・流通協議会」を凸版印刷と大日本印刷が立ち上げたり、NTTドコモと大日本印刷がくっついたり、シャープがXMDFフォーマットを普及させようとしたり、われこそ標準化をという情況にあります。

 この事態に、著者は、”アップルやアマゾンは懇談会もつくっていないし、標準化を呼びけかけてもいない。まして役所の助けを借りてもいない。”と手厳しく、誰かに頼って、リスクを負わない日本の姿勢を問題にしています。

 そして、著者が3年前に提唱したIT業界の「マーフィーの法則」を取り上げています。

  1. 最先端の技術を使い、これまで不可能だった新しい機能を実現する

  2. NTTや日立など、多くの大企業が参入し、大規模な実証実験が行なわれる

  3. 数百の企業の参加するコンソーシャムによって標準化が進められる

  4. 政府が「研究会」や「推進協議会」をつくり、補助金を出す

  5. 日経新聞が特集を組み、野村総研が「2010年には市場が**兆円になる」と予測する

というもので、現在の電子出版の状況を見てみると、この法則にぴったりなんだということでした。

 この法則に、あてはまっているから失敗するかどうかはわかりませんが、電子出版を何故するかという目的が全く見えてこない、ただただ、お金と企業存続でしかないということが、日本の大きな企業でも如実に表れて居るにすぎないのだという気がします。

 ましてや、大日本印刷、凸版印刷にはるかに及ばない、日本の印刷会社の多くが、右に倣えなんでしょうが。

 例えば、googleの世界のすべての書籍を検索できる図書館にするといったような理想も、キンドルのように何処でも本が手軽に読めるようにという理想も、日本を代表する様な企業からは見えてきません。

 流れに乗らないと駄目になるということばかりで、それもお役所頼み、リスクを取らない、自分の会社さえ良ければいい、目先の金しか見えない企業経営者の器の差を感じてしまうこのごろです。



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