中小企業倒産の悲哀

 「中小企業倒産の悲哀」というページを東京経済株式会社のサイトで見ました。

 何でも、東京目黒の(株)ヤマイチという会社が、6月18日に東京地裁へ民事再生手続開始を申し立てたのだそうです。

 負債総額は8億9,000万円で、会長・社長からの借入金が1億2,000万円に上っていて、会長と社長は全財産を会社へつぎ込み”丸裸”の状態なんだとか書いてありました。

 このサイトのページでは、倒産前にしこたま自己資産をため込んだり、詐欺まがいに負債を投資家に分散させたりしている例がありながら、周りの迷惑を最小限にするべく、丸裸になったこの会社の社長・会長の行為を賛美していました。

 細かな状況が分らないので、このことが言葉通りだったら、偉いとしか言いようがありません。

 しかし、この会社よりも零細な会社・事業主では、おそらく、全財産をつぎ込んで、どうにもならなくなった経営者がいっぱいいるものともわれます。

 もっとずるい倒産の仕方があったのにという事を言っているんだと思いますが、ずるい倒産の方法が見つからない、零細企業事業者は、首をくくるしかないんでしょうかね。

 雇用労働者と異なり、何の救済策もない零細・小企業の在り方は、日本の産業構造がいかに脆弱であるかを物語っているようで、このあたりを修正していかない限り、雇用の増大も新産業の創出もないのではないでしょうか。

 預貯金をはたき、普通に借りられる借り入れ当然のこと、そんな経営者の実態をどこまで、政治が分っているのやら。

 スポーツ庁も結構、そんな官僚・公務員の杜撰な計画や思いつきに隠れ、タイトロープを渡っている多くの人の事を考えなくてはいけないんじゃないですか?

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