孫正義の野望

 「週刊 ダイヤモンド 2010年 7/24号」(ダイヤモンド社 刊)は、お馴染みの孫正義・ソフトバンクを特集していました。

 孫さんの人脈図からみた、世界的な人間関係の豊富さは、さすがだなぁと感心してしまいます。

 しかし、キャッシュフローなどの経営上の問題が、通信・携帯事業に参入してから、大きく好転したことが、売り上げ構成のグラフから分ります。

 そのからくりを取り上げていました。携帯を0円販売できる、グレーな領域の存在。

 基地局の少なさや、当然のことながら通信ケーブルなどの設備費負担の少なさなど、通信インフラ業者におぶさっている構図が見えています。

 この2点が、他の携帯事業者からみれば、おかしいと映るところではないでしょうか。

 私が、感心しなかったのは、携帯端末メーカーに対する「Request for Proposal」が、ソフトバンクでは「Information for Proposal」とい形をとっていて、実は、メーカーへの購入約束ではないのだそうで、要するに、メーカー側が、おたくの仕様にそった製品を開発したので、使っていただけませんか、というような関係になるのだそうです。

 これでは、メーカー側は、たまったもんではないですね。しかも、ソフトバンクが扱う日本製の携帯は、安価な製品群のみで、高機能版は、iPhoneということで、メーカーの旨みがほとんどないのだとか。

 孫さんのテレビなどの発言を聴いていると、いいことも言っているんですが、裏を読むと、ソフトバンクの拡大を図っているにすぎないような面も見えてきて、考えてしまいますね。彼の、何が真実なのか?

 果たして、Appleとの蜜月が、最終的に吉と出るのか、凶と出るのか?






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板垣 英憲

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