桑田真澄 論文

 朝日新聞の朝刊(7/20)に桑田真澄さんの論文が載っていました。

 あまり野球に趣味がないので、巨人入団のころの騒ぎなどからしか知らないのですが、どちらかといえば、あまり好きな方ではなかったのですが、この論文を読んで、この人は、かしこい人だと思いました。

 野球というものを、野球道という風に言わなければならなかった時代背景の説明から、それは、他の○○道と同じように克苦をしいるものではなく、野球を認めさせるためにそういったに過ぎないということでした。

 何時間も練習するのはよくない、短時間で集中して行う事、逆に、人間は、何時間も集中してなんかできないし、やればやるほど疲れて動作が遅くなり、それを体が覚えてしまい、返ってよくない結果をもたらすのだと言っていました。

 無理やり練習をしていた多くの仲間が、故障など長続きしないでやめて言ったんだそうです。

 体罰が体罰を生む組織風潮など、冷静に批判しています。

 また、野球界だけのことではなく、相撲にも同じでしょうが、人生は、野球以外のことも多いのだから、練習は短く、空いた時間は、他の事を経験した方がいいということも言っていました。

 得てして、○○道という事で、無茶苦茶な練習といじめに耐えることがいいのだという風になりがちなのですが、桑田真澄さんは、そんなことより、頭を鍛えなさいという事のようでした。

 どうしても、体力の限界からが練習だと思いがちなので、熱血指導には注意が必要なのかもしれませんね。

 私を含めて、体力限界派には、頭では分かるが、気持で納得できないところがあるような気がします。

 でも、桑田真澄さんの考えの方が、いいのだと思いますね。

 桑田、清原の差が、ここにあるような気がします。

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