新チャイナ・リスク襲来

 「SAPIO 2010/07/28・08/04日号」(小学館 刊)の特集が、『新チャイナ・リスク襲来』と題されていたので、読んでみると、考えさせられる内容でした。

 オリンピック、万博と続き、万博までの景気ということもいわれ、本当に、大きな経済危機が来るのかと、著尾と身構えてしまいます。

 上海の住宅投資、値上がり目当てで、3個もマンションを持つ人がいるそうで、それらの空き率が高くなって来ているのだとか。

 GDPの成長率も下がり、全体的にみると、というか、想像すると、オリンピックや万博での公共投資にのようなものがなくなって、賃上げなど工場ストがでてくるといった、一部の土地住宅バブルの崩壊と、どう考えても、都市住民と地方住民の生活格差が多く、地方産業が育っていないように見えるので、実質の失業率などは、今後高まるばかりのような気がします。

 孔子を中央に描いた500元札発行の話なども書いてありましたが、いつまで、政府がコントロールできるんでしょうか?

 何か、中国国内の、極端なバブルに沸く都市と沈滞する地方という奇妙なアンバランスを見ていると、軍事に力を注ぐのも、外部に対する顔というよりは、国内の暴動を抑止する事の方が一義的な目的のようにも思えてしまいますね。

 GDPの計算にしても、計算の下となる基礎資料の算出方法が、結構いいかげんのようで、正確な経済指標となっていないという事を考えると、実質の生活水準は、国民の大多数は、成長路線の恩恵を受けていない人たちなんではと考えると、その不満たるや大きいに違いないでしょう。

 そのことが、大きな心配要因ですね。


SAPIO (サピオ) 2010年 8/4号 [雑誌]
小学館
2010-07-14

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