色の知識

 「色の知識―名画の色・歴史の色・国の色」(城 一夫 著/青幻舎 刊)という変わった本があり、色に関して、なにが書いてあるのかと思いましたら、例えば、国ならば、国を代表する様な色、画家であるならば、画家が主要に用いていた色、などなど、世界30カ国の色彩風景といった広がり、洞窟壁画から現代画までといった歴史に縦横に切りこみ、目に見える具体的な「色名」を解説するという試みでした。

 要するに、「色名」を具体的に私たちが目にすることのできる具象物との関連づけて説明しているのでした。色の端切れで「色名」を言っているのではないので、具体的に分りやすくて面白いなぁという気になりました。

 ただ、その色がCMYK,RGBなどの数値でサンプリングされていて、本当にその割合? という気持ちになったのと、同じ色配合でも、色名が異なる場合が多々あり、これは民族の差なのか、本当に色配合が同じなのか、どっちなのか見当がつきませんでしたね。その点だけが疑問でしたが、色事典としては面白い取り上げ方のような気がしました。

色の知識―名画の色・歴史の色・国の色
青幻舎
城一夫

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る


この記事へのトラックバック