60年安保 半世紀目の問い

 「60年安保 半世紀目の問い」という、朝日新聞(2010/6/14)朝刊の文化欄に、吉本 隆明が寄稿していました。

 60年安保のことに関して、”個人的には異議申し立てをする最後の機会とも思ってました。戦争中、軍国少年だった僕の中に、日本を敗北に導いた国だという思いが尾を引いていて、そのアメリカに一矢を報いたかった。”と言っていました。

 そうなんですね。以来、ず~と、敗北しているような安保条約の存在ですね。

 60年安保は、”戦後初めて本格的に実現した、ある種の社会革命だったと思います。”ということで、自分の日々の暮らしから考える、上からの指令とかということでなく行動する大衆の力を示した事として評価しています。

 現在の政治に関しては、”実行力、交渉力が必要です。カネの問題で批判されたけど、小沢一郎さんが100人を超す国会議員を引き連れて中国へ行った。あれだけですよ、民主党政権がアメリカに衝撃を与えたのは。”と言っていました。

 全くそうですね。

 どうして、政治権力を考えた場合、アメリカと対等に生きていくには、このような力が必要なんですよね。

 どこで鳩山がこけたか、それは、岡田、前原、竹澤、仙谷などなどが、結局、アメリカとアメリカに結託する政治家・財界・官僚に牛耳られて敗北したとき、もしかしたら、最初から、そうだったのかもしれませんね。

 沖縄の問題では、突然、中国の海軍の事を大々的にマスコミで、あたかも攻めてくるかのように放送し、それに呼応する形で、小沢グループなどと悪の塊のように小沢一郎を攻撃するという、あからさまな姿に、本当に、誰が日本を、アメリカ属国から脱出させる気概があるのかと思ってしまいます。

 少なくとも、小沢一郎は、アメリカの属国をやめようとしている第一人者であり、私たちは、くだらない内閣支持率なんていうものに惑わされず、誰が、日本を、自立した国にしようとしているのか、真実を考えないといけないのではないでしょうか>

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