樺美智子 聖少女伝説

 もうすぐ、6月15日となりますが、ブックファーストで人文社会のコーナーを見ていたら、「樺美智子 聖少女伝説」(江刺 昭子 著/文藝春秋 刊)というタイトルと、不思議な表紙絵の本が置かれているのに気がつきました。

 少し読んでみると、亡くなられた樺美智子さんは、22歳という大人であり、果たして少女というのだろうかということから、樺美智子さんの本当の素顔、政治的・社会的に作り上げられた姿ではない実像を追い求めようとした著者のレポートです。

 私より、若干上の世代であり、中学の時の出来事なので、事件自体は知っていますが、本当の意味での政治的な事に関しては、後年知ったということになります。

 樺美智子さんが聖少女と言われていたことは知りませんでした。おそらくジャンヌダルクを対比させてそういうのでしょうが。

 でも、確かに、67年の羽田闘争で亡くなられた山崎博昭をはじめ、何人もの方がなくなられていますが、著者の言うように、樺美智子さん何か、特別な響きを持って言われているような気もします。

 東大生だからなのか、女性だからなのか、分かりません。

 そして、取材を進めるうちに、樺美智子さんが、あまりにも融通が利かない頑固な性格だから、あんなことなにったんだという声も聞こえてきたそうです。

 そういった、樺美智子さんの実像を追い求めていました。

 しかし、樺美智子さんの行為が、金持ちも貧乏人もなく平和に社会を希求した結果であることは間違いないという気になります。

樺美智子 聖少女伝説
文藝春秋
江刺 昭子

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