半島有事

 「Newsweek 2010年6月 9日号」(阪急コミュニケーションズ 刊)の特集タイトルは「半島有事」ということで、黄海での韓国哨戒艇”天安’の沈没事件に始まる、南北朝鮮の緊張を取り上げていました。

 掲載されている記事を読む限り、南北朝鮮は、両者とも、出口を求めて模索しているようで、大げさな声明とは別に、事態の収拾に乗り出しているということのようでした。

 ただし、実際、魚雷攻撃を行ったのが、金総書記の直接の指示なのか、人民武力省偵察総局によるのかは定かではないようです。

 今回の事件を、”昨年11月に北朝鮮の艦艇が韓国の砲撃によって損害を被ったとされる事件への報復”だという考えもあるようですが、潜水艇からの魚雷攻撃という、何かを韓国領土に打ち込んだり、軍隊が越境してきたのと異なり、よくわからない様な形で報復で溜飲を下げているとすれば、あまりにも不毛な、人命を軽視したやり方ですね。

 アメリカの分析によれば、北朝鮮軍の目立った変化はないということで、全面戦争なんて言葉だけで、収拾することを願っているみたいだと言う論調でした。

 そうすると、この沖縄普天間の件が問題視されている時に、またぞろ出てきた抑止力って何なんでしょうかね。

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