NTT分割をもくろむソフトバンクの狡猾

 「週刊東洋経済2010年05月29日号」(東洋経済新報社 刊)は、ペットビジネスの問題を取り上げていまそた。表紙の猫の写真があまりにもかわいかったので、ついつい、手に取りめくってしまいました。

 ここまできたペットビジネスということで、へぇ~と思うものもありましたが、『NTT分割をもくろむソフトバンクの狡猾』という記事が気になりました。

 今、盛んに、孫さんが、光回線などの回線会社とサービス会社にNTTを分割し、光回線は自由にサービス会社が使えるようにしよう、全戸に光回線を敷設しようなどと言って話題を振りまいています。

 一理、孫さんの考え方には分る部分もあるのですが、一方では、巨額の投資を行い回線という社会インフラを構築してきた回線事業者+サービス事業者からみれば、いいとこ取りばかりするなよと言いたい気持ちもわかるような気がします。

 この記事では、NTTが回線事業とサービス会社に分割された後、サービス会社も儲かるというシナリオを描いているが、そんな風に行く保証はないし、孫さんの描くシナリオの身勝手さを捉えていました。

 孫さんが言う、電子教科書など、方向性としてはわかりますが、現実的に、ではどの電子教科書をそろえるのかということの利権や、何年で交換しなければならないのかといった資金面など、誰かが儲かるということを想定せざるを得ない点が見え見えで、総務省がどう考えるのか、教科書と言えば、文科省ですが、将来的にどうするのか、よくよく考えて行動しないと、オリックスではないですが、巨大な利権をものにしようとする人たちに、私たちの税金が、あるいは回線という社会インフラが収奪されていくような気がしないでもありません。

 本当に、回線事業とサービスを別会社にした方が、ソフトバンクやNTTなどといったものでなく、国民全体が、よくなるという事を判断基軸にして判断していかなければならないでしょう。

 そのための資料を孫さんは出さないといけにでしょうね。泣いても関係ないですね。
週刊 東洋経済 2010年 5/29号 [雑誌]
東洋経済新報社

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