活字メディアが消える日

 「中央公論2010年6月号」(中央公論社 刊)に、『活字メディアが消える日』という特集が組まれ、”書籍の電子化は作家という職業をどう変えるか”(平野 啓一郎)、”〈アメリカに見る〉 新聞がなくなった社会”(河内 孝)、”「グーグルベルグの時代」と本・読書の近未来形”( 対談 宮下志朗 港 千尋)という3本の記事が掲載されています。

 出版・広告・印刷という紙メディアのメディアとしての行方、データを作る作家・ジャーナリスト・編集者の行方、出版社・中次・書店という流通の行方など、今、一緒くたに論じられている、活字メディアの行く末を、構造的に捉えようとしているのがうかがえます。

 当然のことながら、紙メディアがすべて電子メディアに置き換わるということはないでしょうが、それは、電子メディアが紙メディアに置き換わる機能と電子メディアに子供のころから習熟してきた世代が多くを占めるようになれば、紙メディアの存続意義は、必然的に変わるといえます。

 そのことを念頭に置きながら、近未来の、というか、現在決定を迫られている現状を見直してみるということを行っているものといえます。

 電子メディアの普及は、作家の著作権の問題をクリアすれば、従来の製作工程が単純化で来るの制作コストや保管コストなどを下げることができ、進んでいくのが自然である。

 しかし、今のような紙メディアで編集レイアウトを行う専門性が不要かというと、やはり、電子メディアになったとしても、見やすさや印象深さをメリハリをつけてレイアウトする様な専門的なことは必要とされるし、簡単に作成し公開できる電子データの簡便性の裏に潜む、データの信ぴょう性などを評価する機関が必要ではないかと言っているようでした。

 編集者が、企画者として、プロジェクトするということになっていくのではないか、つまり、誰でもが作家足りうる中で、本物を発見し、育て、作品として仕上げていくディレクターとしての存在価値を高めていくのがよいのではということのようでした。

 何か、ようやく、メディア全体を構造化し、電子メディアに移行していく社会の必然性に沿った社会構造の変化を提言しているようで、いよいよ、本格的な再編の時代なんだなぁという気にさせられてしまいました。

中央公論 2010年 06月号 [雑誌]
中央公論新社

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