しがみつかない死に方

 「しがみつかない死に方」(香山 リカ 著/角川書店 刊)があったので、香山リカさんのファンとしては見ておかなくてはと思って、読んでみました(実をいえば読み飛ばしに近いのですが。なぜなら、何か、どこかで読んだ気がしたからです)。

 それにしても、「しがみつかない生き方」を出版したと思ったら、今度は死に方で、お~、何冊出したら気が済むんだというほどの多作ぶりですね。勝間和代に引けを取らない出版量ですね。元気でうらやましい限りです。

 それはさておき、人間、死に方に価値があるのではなく、どう生きたかに価値があるのだから、死に方に、そんなにこだわらなくてもいいでしょうというのが、著者の基本的な考え方としてあります。

 孤独死のNHKの放送以降、孤独死を心配する人たちが増え、相談刷る人の数も増えたのだそうです。

 しかし、どう考えようが、それは生きている時のことしか人間は考えられないので、死んでしまった以降のことは、どうにもできないのだから、ということでした。

 まさに、その通りですが、そうは言っても、著者本人も言っているように、、心配になるのが人間というものなのかもしれません。要するに、過度に心配して、今を生きるということをおろそかにしてはいけないのだと言っているのでしょう。

 先日、NHKのテレビで、サハラ砂漠にすむ遊牧民の映像を流していました。確か、彼らのモットーは、風のように来て、風のように去っていくのが理想の人生であるというような事を言っていたような気がしました。

 本当に、風のように現れ、風のように去っていきたいもんですね。

 がんじがらめの欲。

 捨てきれないですね。

しがみつかない死に方 孤独死時代を豊かに生きるヒント (角川oneテーマ21)
角川書店(角川グループパブリッシング)
香山 リカ

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