プリウスの真実

 「Magazine X Business vol.003」( 三栄書房 刊)という本が出ているのを初めて知りました。第3号は『プリウスの真実。 』という特集で、プリウスの件に焦点を当てたものでした。

 実は、フロアーマットのことなどで、アクセルが元に戻らないということから、プリウスのブレーキの問題とたて続きにプリウスの問題が発生したので、頭の中がごちゃごちゃになっています。その上、プリウスの件は、回生ブレーキだ油圧ブレーキだ、低ミューロでのABSの問題だとか、プリウスの2代目と3代目ではブレーキシーケンスが違っているなど、分り悪い事がいっぱいで、何が何だか、分らないなぁというのが正直なところです。

 いずれにしろ、トヨタの問題解決に問題があったのは、事実で、プリウスに関しては、究極のところ、運転手の感覚の違いであり、ABSを装備している車には、多かれ少なかれある現象だというのが、結論のようでした。

 このプリウスの問題の報道に関して、アメリカ寄りだとか、この期にトヨタをたたくだとか、色々な意見が載せられていましたが、やはり、アメリカの方を持つわけではないですが(なぜなら、アメリカの会社でも同じかもしれないからですが)、 トヨタのジャストインタイムに見られる効率性が、そうしても、2次・3次の下請け・孫請けに対する容赦ない圧力を伴う、非人間的な要素を払しょくできないからだという気がします。


 この本では、人材が大事、人材のコミュニケーションが大事であるということをトヨタ自体が言っているのだから、それを取り戻してほしいような結論を書いていましたが、私には、どうしても、トヨタの根幹が人間性と相容れないものではないかという気がして仕方ありません。

 もしかしたら、これはトヨタという1企業の問題ではなく、現在の資本主義の問題なのかもしれません。

 世界的に成功したトヨタだから、実は、現在の、物作りを基調とした資本主義の先鋭的な姿を露呈しているのかもしれません。

Magazine X Business vol.3 (SAN-EI MOOK)
三栄書房

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