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zoom RSS 五反田駅はなぜあんなに高いところにあるのか

<<   作成日時 : 2010/04/10 15:26   >>

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 「五反田駅はなぜあんなに高いところにあるのか」(長谷川 裕  著/草思社 刊)という本があり、そういえば昔から、ホームが変に高かったよなぁと思いながら、 読んでみました。

 なかなか肝心の理由の説明の個所になりませんでしたが、最初から読んでいくと、もう、すぐに、日本の鉄道の成り立ちが分り、なんだ日本人って、昔から変わらないもんだという気になってしまいました。

 私は、日本の鉄道というのは、いわゆる狭軌(1067mm)と広軌(1435mm)の2種類だと思っていたのですが、実は3種類なんですね。路面電車のサイズ(1372mm)があるのだそうで、何で、こんなに、軌道幅が混在している鉄道網なのかということが、詳しく書かれていました。

 大隈重信が、唯一の失敗だったと言ったという、軌道幅を1067mmに決めたろいうことも、へ〜、そうだったんだと思いました。

 特に、何が日本的かと思ったら、この鉄道の軌道を決めた法律と、路面を走る馬車鉄道とでは法律が異なり、異種の軌道幅が作られることになり、あたかも、出資法と利息制限法で利息に対する扱いが異なって、多くの社会問題を引き起こしてきたのに、そのままでkてしまっていたという、いい加減なところが、極めて似ているなぁと思ってしまったのでした。

 私鉄と国鉄、金儲けを図る者、企業に開発させ、最後は収奪しようと考える国、虚実入り乱れての鉄道の歴史は、各鉄道企業の社史とことなり、ダイナミックな人間の動きが捉えられていて、とても面白かったですね。

 五反田駅が高いのは、そういった金儲けに絡む鉄道路線の開発の中で、JR戦を跨いで、線路を郊外から都内に引こうとしたものが頓挫した結果なのだとわかり、はじめて、なるほど、そうだったのかと思いました。

 今でも、地下鉄は、これらの各軌道を走る鉄道と相互乗り入れするために、地下鉄同士での互換性がないのだそうで、いやはやという気持ちにさせてくれます。

 鉄道ものでも、こういった人間の金儲けにどん欲な話は、面白いですね。

 金儲け、開発、考えさせられます。







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