社員のモチベーションは上げるな!

 川崎大師の帰り、京急平和島の京文堂書店によりました。「かなまら祭」なんて言うのを見た帰りだったので、なんで末地となると集まってくるのかなぁと思いながら、本棚のを見ていると、「社員のモチベーションは上げるな!」宋 文洲  著/幻冬舎 刊)という本が目に入り、読んでみると、なるほどと納得することが散りばまれていました。

 著者の宋さんというかたは、ソフトブレーンという会社を作られた方で、何回か、テレビで見たり、週刊誌かなんかに取り上げられたときに見た記憶がある人ということぐらいしかなかったのですが、この本を読んで、共感することがかなりありました。

 モチベーションを上げるとか会社でようく言うが、そんな会社ほど駄目である。なぜなら、モチベーションとは、人間の②的な意欲であり、外部から与えられるもののではないからだということでした。

 この一点で、まず、この本が、いわゆる企業成功本と違うなぁと思いました。

 「格差」という言葉には違和感を覚えるということが書いてあり、何故かと思ったら、「各」とは、人格とか品格と性格であり、日本で用いるところの意味での「差」と言うのにはなじまないということで、日本のは、どちらかというと「収入差」であるということでした。

 そうだなぁ、要するに、経済的な格差と人間的な格差とは別次元のことであり、日本の格差は、単に収入差でしかないのに、全人間としての「差」であるかのように使われているのはおかしいなぁという気持ちにさせられました。

 著者の基本的な考え方が、端的に、この言葉の説明に表されているように、人格の成長は各個人の問題であり、仕事での失敗などを人格否定に結び付けてはいけないということでした。

 精神主義に陥りがちな日本人社会というか企業文化に対する見方として、大いに参考になるように感じました。

社員のモチベーションは上げるな!
幻冬舎
宋 文洲

ユーザレビュー:
言ってることはそれな ...
社員のモチベーション ...
著者による指南書 営 ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る


この記事へのトラックバック