電気自動車でパソコンの失敗を繰り返すな

エコノミスト3月23日号」(毎日新聞社 刊)は、『電気自動車大ブレーク』を特集していました。

 2020年には、おおよそ10%がEVになるという予測が多くされていました。

 何しろ一致しているのは、電池の問題で、インフラとしての充電の問題があげられていますが、これらの問題があっても、自動車の駆動エネルギーが電気になるのは想像に難くないような気がします。

 なんだかんだ言っても、これまでの2回のEVの登場シーンと異なり、今回は、あきらかに電池の問題は解決をみるような位置にあるし、なんといっても、石油エネルギー脱却の基調的な動きが大きな後押しをしていると思えます。

 今週後のエコノミストでは、トヨタ。ホンダなどがEVに距離を置く理由などといった自動車メーカーの思惑や、中国。韓国、米国などの国際情勢など、国内、国外、自動車メーカー、電池メーカーなど多方面から電気自動車に既知こんでいます。

 で、一番、気になったのが、 「出井伸之 x 村沢美久」の対談で、『電気自動車でパソコンの失敗を繰り返すな
という記事でした。

 電気自動車は、日本のこれまでの自動車の物づくりである垂直統合型ではなく、パソコンのような水平統合型のものづくりなので、そこを間違えてしまうと、単なる部品メーカーになってしまうので、なんとかアーキテクチャーを生み出すようにならないといけないということを強調していました。

 ようするに、WindowsOSのように、全体の仕組みを抑えるような形を取れるような進め方をすべきであり、個別パーツのみに収斂させてはいけないということのようです。

 確かに、電気自動車の初期には、このようなことが重要ではないかと思います。また、単純に水平統合ではなく、現地製造を含めた形での、水平・垂直構造のものづくりに移行していく必要があると思います。なぜなら、今般のトヨタの剣でも明らかなように、”もの”のありようは、決してグローバルではないからです。現地に合った”もの”でなくてはならないのですから。

この記事へのトラックバック