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zoom RSS 離婚で壊れる子どもたち

<<   作成日時 : 2010/03/13 18:15   >>

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 「離婚で壊れる子どもたち 心理臨床家からの警告」(棚瀬 一代 著/光文社 刊)を読んでみました。

 ”現在の日本では、3組に1組の結婚が離婚に至っており、乳幼児を抱えての離婚も急増している”のだそうです。特に、日本では、母子家庭の貧困率の高さといった経済的な問題と親権をどちらかが得ると一方の親とは親子断絶となるという養育の問題が大きく影を落としているといえます。

 著者の経歴、これまで出版した著作一覧を見ると、著者が一貫して、この問題に取り組んできたということがよくわかります。

 最近、餓死したり、虐待しtりで死亡する子供の事件が新聞紙面を飾る場合が多くなりましたが、その多くが、離婚ということに巻き込まれた子供であり、著者が提言することに耳を傾ける必要があるような気がします。

 よくいわれるように、離婚先進国であるアメリカでも、著者、離婚家庭の調査を行っております。それは、渡米後、離婚したはずの両親が親しく会っているということに違和感を覚えたからだそうです。憎しみはないのか、感情のほつれはないのか、ちょっと考えれば、疑問な点がいっぱいあります。それなのに、親しく会っているのはなぜなのか? という疑問が始まりだそうです。

 私も、そう思いましたが、やはり、離婚ということなので、アメリカでも、感情の問題はあるのだそうです。当たり前ですね。

 では、何故、そんなに親しく(?)会っているのか、となると、離婚を巡る社会制度のためのようでした。

 アメリカでは、すぐに離婚できるような雰囲気ですが、子供がいる場合、親権をどちらが取るかということ以外に、養育計画というのを提出しなければならないのだそうです。

 つまり、離婚したとしても、子供の養育に関しては、両方で責任を持たなければならないということを制度的にも実現する仕組みがあるのでした。

 離婚後の面会に関しても、問題がない限り面会させなければならない、つまり、養育は離婚後も責任者として行わなければならないという考え方に基づいているようです。

 日本も、これだけ離婚が増え、多くの片親家庭が発生しているのですから、アメリカを含め、離婚先進国の事例などを研究し、早急に、体制を考えなければならないのではないでしょうか?

 今、高校の授業料の無償化など、いわゆる目に見えることしか行われていませんが、このような、離婚に始まる家庭のあり方、保育園・幼稚園から開始される広い意味での教育の方法など、小学校。中学校などといった義務教育以前のことから、いかに子育ての環境を考えていくのか、本気で実行しなければならないのではないかと思っています。

 本書は、この、大きな意味での子育て・教育という面に関して、多くのサジェスチョンを含んでいるように思います。

 「家庭→保育→教育」と分断しない、予算というお金の面だけではない、教育制度を支える根幹の考え方の見直しが求められているという気がします。

離婚で壊れる子どもたち 心理臨床家からの警告 (光文社新書)
光文社
棚瀬一代

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