死んではいけない

 「DAYS JAPAN 3月号」(デイズ ジャパン 刊)には、ショッキングな写真が載っています。

 青木ヶ原樹海でなくなっている人の写真です。まだ、きちんとした肉体のある男性が、上半身裸で横たわっています。寒さで身を丸めているように、もし、それが家の布団の中であったら、風邪をひくからといって、毛布をかけてやりたくなるような格好で、生々しく、迫ってきました。

 3万人をはるかに超える年間の自殺者。

 幾度となく、ここ青木ヶ原樹海のマスコミ報道がある中、このように亡くなる人が後を絶たない悲惨さを感じないわけにはいきません。

 垣間見える白髪には、どんな苦しみがあったのか?

 頁をめくれば、子供のスニーカーらしきものが大人のスニーカーに交じって、草むらに放置されています。

 今まで生きてきたぬくもりを宿す時計、

 何故、こんな姿で死を迎えなければならないのでしょうか?


 
DAYS JAPAN ( デイズ ジャパン ) 2010年 03月号 [雑誌]
デイズジャパン

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