遍照金剛

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zoom RSS 印刷業の終焉-3

<<   作成日時 : 2010/02/10 03:39   >>

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 電算写植がすたれ、DTPが主力になってくると、また、データベースやオンデマンドなど、大量データ処理やデータの汎用的な利用あるいは即時印刷の要求に対し、DTP自体では、その解を持てなく、その時、登場してきたのが、マークアップ言語であるSGMLを改良したXML(拡張マークアップ言語)でした。

 これは、何も印刷組版に限らず、あたかもすべてのデータ処理に対する普遍的汎用的な解決策であるかのように扱われてしまい、猫も杓子もXML,XMLという時代に突入したわけです。

 印刷編集も、XMLを扱えれば、XMLでデータを作成さえすれば、何の苦労もなく、オールマイティで未来は明るいという雰囲気が醸し出されました。

 それまで電算写植が行っていたバッチ組版という大量ページ処理の代わりとして、データベースとの連携を含めて、あたかも、簡単に組版処理が可能なXML組版システムができるかのように宣伝し、多くのシステムが登場しました。

 ここに大きな落とし穴があったのです。

 印刷会社では、XML組み版システムさえ入れれば、画面のボタンをクリックすれば、すべて自動で完璧に近く処理をしてくると思いこみ、AがだめならBのシステムと見果てぬ夢にまい進していったのです。最後には、印刷編集工程で直したものも元に戻せるというものが、なんでもかんでもいけますというイメージで言われ、もう、現実的な組版力を失っていた印刷会社では、ただただ、絵に描いたシステムを追い求めるしかできなくなっていたのでした。

 XMLやデータベース処理が中心となってしまった現代では、もう、印刷会社の組版編集というのは、大きな意味を持たないし、印刷会社が、それを技能として特異性を持たせることができなくなってしまったと言えるのではないでしょうか。

 XMLの登場は、完膚なきまでの印刷編集の敗北をもたらしたのだといえます。

 XMLやデータベースに集約されないようなデータ処理や組版を、商売として行おうとしても、実は、もう、印刷会社には、その力がなくなってしまった悲しい時代になってしまったように感じてしまいます。





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