印刷業の終焉-1

 もうとっくに終焉していると思われる方も多いかと思いますが、.........................!!

 先日、某印刷会社から、WEB名刺システムの件で、見積もりの話があり、WEB入稿の部分は別会社であり、当方は、そこで作成されたデータをもとに名刺組版を行う部分の開発ということになりました。

 この某印刷会社さんは、大手メーカーの取説の印刷で名を売っている(?)のですが、そこのメーカーが本年4月1日より、現在使用しているシステムに変えて稼働させたいということのようでした。

 そもそも、2か月もないので、どうかとは思うのですが、このご時世なので、こちらの部分(組版の部分)の見積もりを出したわけです。ところが、案の定、仲介の人間に高いという話が来て、即座に連絡が入りました。

 組版仕様書も出しているんだから、組版の部分は、もっと安いだろうということのようでした。

 あきれて、物が言えないとは、このことでしょうね。

 2か月もない期間で、WEB入稿システムとインターフェースを取り、しかも、このインターフェース部分はこちらで仕様を切らなくてはならないのですが。

 一番、もう、印刷業界もダメだと思ったのは、先方の役員が、組版仕様書と言っているのが、単に、名刺のデータの位置を決めている、位置というのは、印刷位置ではなく、本社では、事業部名の次の行に課名がくるとか、読み仮名がある場合には、姓名の脇に印字するとか、カタカナの氏名の場合には、間に中黒を入れるとかというような、入力仕様と印刷項目順番を指示しているだけのもので、組版仕様とは、どう見ても言えないもののわけです。

 氏名は印字エリアの指定や、書体、サイズ、オーバーフローした時にどうするのか、字割は行うのか、裏面の欧文表記の場合には、どう組むのか、ロゴマークはどうするのかといったことを決めるのが組版仕様書であるはずなのに、メーカーから来たドキュメントをそのまま組版仕様書だと言い張る滑稽さを、もう、言葉すらないなぁという感じがしてしまいました。

 これで、どこが印刷会社何だろう、今まで、よくやってこれたなぁというのが、偽らざる心境です。

 これじゃあ、印刷会社なんていらないですね。

 そういえば、中部地方のある自動車会社の取説の印刷で有名な印刷会社が、昨年JASDAQに上場し、2チャンネルに、印刷ではなく、マーケッティングの会社であるかのようにホームページがなっているというのが書いてあったので、早速、ホームページを見たら、2チャンネルに書いてある通りに、あたかも、昔から、マーケッティングの会社であるかのように記載されており、あれまぁ~、という感じがしてしまいました。

 組版を知らない印刷会社、もう、終わりでしょうかね。

 そのまま、あたかも印刷会社ではなかったような顔をしても、内実が、どうなんでしょうかね。

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