写真誌DAYS JAPANの存亡

 「DAYS JAPAN 2月号」を開けると、大人の北極熊が、幼い北極熊のちぎれた頭を咥え、血をしたたらしている姿が目に飛び込んできます。温暖化の影響である旨のキャプションが付け加えられています。これが、自然自体の摂理なのか、温暖化の影響なのかは、この写真だけでは分りませんが、咥えられた小熊の顔と咥えている熊の顔とが、悲しそうに見えるのは、単なる感情移入なんでしょうか。

 今月号でも、インドの貧民街の、ゴミ捨て場に生きる子供たちの写真など、世界の悲惨な姿が掲載されています。決して、一般誌には出てこないような写真も、この雑誌では、掲載され、私たちの心に何物かを訴えかけます。

 羽田を国際空港にする動きがある中、福島菊次郎が撮った成田闘争の写真が、当時の姿をよみがえらせてくれます。どうして、成田が、多くの人たちの人生を狂わせ、強引に開校したのか、それは一体何だったのか、検証する必要があるのではないか..........と語りかけているようです。

 ところで、「DAYS JAPAN」は、存亡の危機にひんしているのだそうです。ほとんど広告がない雑誌なので、制作発行費用は、実際の雑誌の購読代金だけでまかなうしかないのだと思います。

 NHKと異なり、法律的に庇護されているわけでも、純粋に購読費だけだという気がしますので、存続するかどうかは、ひとえに、このような媒体誌の存在が必要だという読者の意識によるしかないといえます。

 存続には、後1000人ぐらいの定期購読者が必要だということなので、考えてしまいます。
DAYS JAPAN ( デイズ ジャパン ) 2010年 02月号 [雑誌]
デイズジャパン

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