文章は接続詞で決まる

 遂に読み終わりました。「文章は接続詞で決まる」(石黒 圭 著/光文社 刊)という本です。この本、例えば英語だったら、英語は前置詞で決まるというような感じです。というか、そういう感じがして面白かったので、買いました。

 しかし、じっくり読みだすと、著者の説の証明に引用された文章を読んだり、接続詞の分類が基本としてあるので、その全体像を理解しようとすることに気が取られて、ついつい、一気読みができないということになってしまい、久しぶりに、2か月以上かかってしまいました。

 「接続詞は、前の文を取って、後ろの文の方向性を決めるもの」であるというのが、著者の基本的な発想のようで、その後ろに続く文章の方向性を決めるベクトルによって、種類が分類されています。

 「論理、整理、理解、展開」といった具合に、「しかし」、「そして」、「では」・・・・・・など、多くの接続詞が分類され、例題が表示されます。

 さすがに、よく分類されて理うなぁと思いましたが、この分類の仕方に、どうも自分自身がしっくりきていないせいか、ある部分では分かるのですが、ちょっと違うような使い方も、と思ってしまったりします。


 やはり、言葉というのは、こういった分類には弱いような気がして、できたら、何らかの座標軸を設定して、座標空間位置をプロットするようなことをしていあたら、もっとわかりやすかったかもしれません。

 喩などと同様、接続詞には、場面転換の力があるので、吉本隆明ではないですが、自己表出ー指示表出のような座標上での位置関係を出した方が、良かったような気がしました。

 それにしても、接続詞というのは、いつも、文章を書いていると、迷うものなので、参考になりましたし、面白かったですね。

 残念なのは、分類が多くて、忘れてしまうということでしょうか。

 事典のように使うのかなぁ?
文章は接続詞で決まる (光文社新書)
光文社
石黒圭

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