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zoom RSS 若き空海の実像

<<   作成日時 : 2010/01/06 19:12   >>

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 「若き空海の実像―「聾瞽指帰」と新資料「破体千字文」で解明する」(飯島 太千雄 著/大法輪閣 刊)という本が、ブックファーストの各メディア推薦の棚にありました。

 川崎大師への初もうでを考えていたので、堂内にある稚児大師のことなどを思い浮かべながら、若き日の空海とはどんな人物だったんだろうと思いながら読み始めました。

 私たちが思い浮かべるのは、室戸岬の岸壁で修業し、求聞持聡明法を会得したということぐらいしか知らなかったのですが、やはり、若き日の空海というのは、割と、知られていないということがわかりました。

 ようするに、「空海はすごい」というところで終わってしまって、空海の密教的な能力を話題にすることになってしまっているわけです。

 その点、著者は、空海を表現者として位置づけ、遣唐使として唐から戻った以降の有名になった空海ではなく、18歳に書いたといわれる「聾瞽指帰(ろうこしいき)」から始まり、今回新たに見つかった、「破体千文字」などという「書」を基に、表現者としての空海が「非表現」として蓄積し、心に秘めたものを重要視していくということで、まとめられており、なかなか、面白い作品となっていました。

 本当に、人間としての空海とはどういう人だったんでしょうか?

 いつの間にか、空海という像が出来上がって、それが真実だと思っていましたが、この本を読んで、なるほどと思うことがかなりありました。

 「聾瞽指帰(ろうこしいき)」と「三教指帰」を同じとしている人もいましたが、やはり、内容は同じでも書が異なり、書かれた年代が違うものだったんですね。

 この著者の方は、知りませんでしたが、何十年も、地道に研究しているんで、驚いてしまいます。

 久しぶりに、へぇ〜という気になりました。



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