遍照金剛

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<<   作成日時 : 2009/11/02 15:31   >>

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 先週末、日本ソフトウエア学会から会報誌が来ていたので、今日、開封し、何か面白い記事があるかと目次を見ると、「IdeoType」というのがありました。数ページの論文だったのですが、え〜と思ってしまいました。

 なぜって、このソフト、BookCompilerという位置づけで開発された組版用のプログラム・システムなのですが、自前の組版エンジンを開発するということではなく、既存の組版エンジンを利用したプログラムであり。特に、作者の環境に即して、理工系図書の組版を効率的に行うこととを目指しているものなのだそうですが、驚いたのは、IPA(情報処理推進機構)の未踏ソフトウエアに選ばれていたということです。

 悪口を言ってしまえば、これのどこが、「この事業は、ソフトウェア関連分野においてイノベーションを創出することのできる、独創的なアイディア、技術を有するとともに、これらを活用していく能力を有する優れた個人(スーパークリエータ)を優れた能力と実績を持つプロジェクトマネージャーのもとに発掘育成いたします」という趣旨に合致しているのか、全く理解できないからです。

 要するに、出版社の編集者が、XHTMLを基にした入力をし、それをLaTexなどの組版エンジンを利用してPDF化しWEBなどで即座に結果が見られるということを行っているものみたいなのですが、基本的に、XMLを利用した組み版システムの、しかも、理工系出版編集に特化したものであり、この評価に? と思ってしまいました。
 プログラムで言う、アジャイル開発のように、何度も、最終組版状態を確認しながら編集校正を行いたい、アジャイル制作を行いたいというだけのことのように思えてしまいますが?

 堂も調べていくと、オーム社の話らしいのですが、バッチ組版を行うことを意図しているようなのですが、結局、組版には、スタイル設定など細かな指示が必要であり、それをどう処理するのかが大きな問題でなので、根本的な点は、何も解決されていないシステムにしか見えないのですが・・・・?

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