遍照金剛

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zoom RSS 本と雑誌と新聞の未来

<<   作成日時 : 2009/11/11 18:57   >>

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 「Newsweek日本語版 2009年11月18日号」(阪急コミュニケーションズ 刊)は、表紙にキンドルの写真を配し、『本と雑誌と新聞の未来』と言うという特集記事を組んでいました。賛否がありますが、アメリカでの電子ブックが、普及しだしてまだ数年。つまり、ようやく使い物になる電子ブックリーダーが登場して2年ほどなので、これは、キンドルなどの電子ブックリーダー云々というより、パソコン、携帯などを含めた電子メディア全般に対するものとして見た方がいいのでしょう。

 なぜなら、薄く、軽く、たためる、書き込めるといった電子ブックリーダーが出現して、はじめて、今の冊子形態の本と日開くして論じることができるからです。まぁ、そんな遠い将来のことではないでしょうが。

 そういった前提で、特集を読んでいくと、最初の問題点である、本というものが、その時代で完結した物として意義があるのではないかという点が、一番、本質的なことではないかという気がしました。

 電子メディアのように、あちこちの資料にリンクが張られたり、賛否両方の意見を参照できたり、音や映像が参照できたりする素晴らしさは当然なのだが、その本を起こした、著者の、その時の物事をまとめ(編集)、自分の考え方を表現していった結果としての内容が、次々と、簡単に更新できていけるようになると、いったい、思考の時代の断面としての書籍という意味が、なくなってしまうのではないかという様なことでした。

 アダム・スミスの国富論が、更新され続けられていたとしたら、進化の対象となるべき基本がナkなってしまい、思想の発展という点からみると、逆効果になるのではないかということでした。

 なるほど、ヘーゲルが今も生き続けているとして、精神現象学A内容を、時代に即して変えていき、極端な話、最初の稿と内容が変わってしまっていたとすれば、それに対するアンチテーゼを書いたら、すでに、対象となるものがないということになるわけで、確かに、そういったことも考えられるなぁと思ってしまいました。

 ただし、著者が生きている間だけのことでしょうが。

 本質的な問題点は、この記事だけのような気がしましたね。

 後の話は、どちらかと言うと、利益の出し方、利益分配の方法、定価の付け方といったことであり、いわゆる仕組みの問題であるので、何とか、していくしかないんでしょうね。

 中には、電子版の方の定価を高くし、紙の本の方を安くすることや、電子版の出版を遅らせることなどといった、鹿渡期の話が多かったですね。それ自体の話としては、日本でも心無人は出てくるでしょうが。

 それにしても、立て続けの電子ブックの特集というのは、やはり、いよいよ、電子ブックの時代に突入していくということの表れなんでしょうね。

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 11/18号 [雑誌]
阪急コミュニケーションズ

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