遠野昨日物語

 「遠野昨日物語」(浦田 穂一 著/河出書房新社 刊)は、書名の通り、遠野の町と暮らしをモノクロで綴った写真集です。

 著者は、1966年に、家族で遠野に移り住み、2004年に亡くなるまで、遠野だけを撮り続けた写真家だそうです。「遠野に憑かれた男」と言われているみたいです。撮り続けた数万点の写真をデジタル化し、この本では、未公開の写真を掲載しているということでした。

 モノクロで表現される、おじいさんお婆さん、子供たち、そして囲炉裏の部屋、それらは、小さい頃の田舎の囲炉裏を思い出させます。

 1910年に柳田 国男が『遠野物語』を出版し、100年。

 この写真集を見ると、遠野に特有の景色と、自分の田舎の景色と同じ景色の両方を見ることができます。

 著者の写真は、受賞時に、篠山 紀信に、柳田 国男の遠野物語から見たような写真であり、もう少し現実の遠野を撮った方がよいというような指摘を受け、遠野物語から離れた視点からとるようになったのだそうです。

 そういったところまでは、全くわかりませんが、生きるという歴史がにじみ出ている写真集に思いました。

遠野昨日物語
河出書房新社
浦田 穂一

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遠野の四季彩
ジェーエフピー

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