やっぱり、松本清張

 『やっぱり、松本清張』というのは、小学館のPR誌「本の窓 11月号」の特集タイトルです。松本清張生誕100年を記念して、各分野で清張に関係した7人の人達が、生身の清張の姿を話しています。




人の生き方にまで影響を及ぼした人藤井康栄VS佐野 洋
巨人の足跡細谷 正充
感性を書く職人に徹していた人橋本 忍
誰にでも起こりうるドラマがあった岩下 志麻
最後まで読者を楽しませた大作家阿刀田 高
清張作品は、「ミドル残酷社会の怨歌」佐高 信


 いずれも、社会的弱者に根差した視点と大衆をひきつけるサービス精神の高さを称えています。

 佐高 信の書いてあることを読むにつけ、社会派ミステリー小説の草分けとして言われることの多い清張が、実は、ミステリー小説という形でしか、自己のサービス精神と権力者への戦いの意識をあらわせなかったのではないかと強く思いました。

 この特集のエッセイを読んでいると、短いページ数の中で、清張の核心が見られるような気がしました。

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