これでいいのか東京都大田区

 「これでいいのか東京都大田区」(昼間 たかし伊藤 圭介 編/マイクロマガジン社 刊)という、何やら怪しい色をした表紙の本が積んであり、別の本を読んでいると、結構、色々な人が手に取ってみていました。 ”地域批評シリーズ 日本の特別地域 9”というシリーズ本の一つらしいのですが、『日本一の格差社会』と、割と刺激的に、大田区のことを紹介しています。

 統計データと実地検証で見た大田区ということなのですが、読んでみて、そういう田舎の感じがあることは間違いないのですが、では、何処と比較して言っているのだろうかと思うと、編者が描いているイメージ自体が?なので、ちょっと現状とは違うような気がしますが。

 この本で言っている最大の眼目点は、23区で一番広い区であり、田園調布という高級住宅地と平和島など沿岸部工業地域が同居しているという点にあるようでした。ぶっちゃけ、金持ちと貧乏人が一緒に暮らしている変な区だという意識が、根底に横たわっており、まぁ、全般的に、マイナスにバイアスをかけた紹介分になっているような気がしますね。

 三業地であったことから、その手のホテルや浴場が、あたかも多いように書いていますが、あるのはごく限られた場所だし、何か、吉原や堀之内のような感じで書いていますが、まったく違っていますし、平和島や東京競馬があるから治安が悪いようなことを言っていますが、蒲田のような繁華街は、繁華街特有の犯罪はあるでしょうが、この本で言っているような、平和島周辺が、そんなに治安が悪いとは思えないのですがね。これも比較の問題ですから。

 実態といっても、数日来てみて、怪しい歴史観と、根底にある田園調布ー湾岸部という経済格差ということを結びつけただけの本のように見受けられましたね。







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