小沢一郎 「新闇将軍」の研究

 立花 隆が「文藝春秋 11月号」に『小沢一郎 「新闇将軍」の研究 』という文章を掲載しているという新聞広告を見ていたので、早速、本屋さんで読んでみました。

 ”総力特集 鳩山新政権”という特集のトップ記事の扱いなので、これは、すごいことが書かれているのかと期待して読み始めました。

 読み終わって、何か、物足りない・新鮮味のない、なんともいえぬ、立花 隆かぁという気になってしまいました。

 書いてあることが、そんなに、思っていたことと的が外れていなかったということが大きく、過度に期待しすぎたのかなぁという気にもなってしまいました。

 要するに、細川政権の時と同じような立ち位置での、よく言われている数こそが一番を核とした密室支配という小沢 一郎の権力掌握の方法に関して、その方法を身につけてきた原点たる田中角栄の秘蔵っ子からのいきさつや、そして、議員立法を禁止する様な立法と行政を一体化していくような考え方に、危惧を呈していました。

 公務員制度改革・行政改革を行うには、何十年にもわたる歴史の中で構築されてきた組織制度・風土を変えるには、一見すると、このような強権形態を取らなければ変わらないということも確かであるような気がするので、今でも、すでに、民主党が公務員に取り込まれてしまっているという話が言われていることを見ても、まさに、強権というものを発動しなくてはいけない場合が出てくると思うのですがね。

 確かに、決定過程が不明瞭であるという形での政策決定などは、十分に監視しなくてはならないでしょうし、民主党は、出来る限り公開を原則とした方針を、自分に痛みが伴う場合でも、行うべきであると思います。それだけが、強権を発動できる唯一の支えではないでしょうか。

 当然のことながら、強権の発動は、官僚に対してであり、国民であってはいけないので、方向性も重要な監視事項になることは間違いありません。

 闇将軍と闇官僚組織との対決になるんでしょうかね。どちらも、白日の下に曝した方がいいのでしょうがね。

文藝春秋 2009年 11月号 [雑誌]
文藝春秋

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