「愛と革命」リッダ!

 「月刊 現代」の後継誌として「g2」(講談社 刊)が創刊され本屋さんに並んでいました。明らかに、現代とは異なり、本格的な論文集めて編集されており、活字も大きくなったような気がして読みやすい感じがしました。ただし、論文ということが大きいのでしょうが、グラフ誌と異なり、文字が多いので読み切るには大変かなぁという気になりました。

 この本の企画で驚いたのは、WEBで掲載内容を公開するというものです。かなりの自信がないとできないし、勘ぐれば、2年ぐらいして様子を見て有償化し、本自体は基本的には出さないということも考えられますね。電子ブックリーダーの普及度合いなどを考えると、あたrしい試みとしていいのではないかという気になります。

 創刊号では、”手記 「池田大作創価学会名誉会長と私」”(矢野 絢也 著)と”奥平剛士の「愛と革命」リッダ!”(髙山 文彦 著)の2本を読んできました。”耳を澄ます”(沢木 耕太郎 著)など、読みたいものが他にもあったのですが、時間もなく、2本だけ読んできました。

 『池田大作創価学会名誉会長と私』は、創価学会が池田教になっていく過程と、そのカリスマ性及び集団コントロールの支配構造をいかに築きあげていったかを著者の目を通した池田大作と側近・学会員の関係という形で述べられていきます。

 著者は、池田大作に見据えられるという恐怖と、どんな日本の総理大臣と会うよりも大きいと感じるカリスマ性、そうでありながら内弁慶という心の弱さを暴露しています。

 何か、この文章を読んでいると、下劣な権力志向の俗物人間としか見えてきません。これが本当なら、学会員は不幸としか思えないのですがね。自分で考えることを認めない恐ろしさを感じてしまいます。何しろ、学会員への話では教学の話はしないんだそうで、一体、創価学会って何? と思ってしまいます。

 何か、麻生首相が、下品な口ぶりで、べらんめえ口調(江戸っ子に怒られそうですが)を装い、大衆に語りかけることを良しとするような、履き違えた庶民性・大衆性を醸し出すのと同様に、信徒集団であった創価学会が、宗教の大衆性を、池田大作のような、この論文を見る限り、下品な人間としか見えないやり方で民衆に接しているようで、両者の人間としての醜悪な権力志向を垣間見るようでいやな気がしてしまいます。

 ”奥平剛士の「愛と革命」リッダ!”は、すっかり忘れていた、重房信子奥平剛士の出会いとつながりから、パレスチナとの関わり、テルアビブ空港事件を書いていました。

 彼らが、何故、そこまで思いつめて実行したのかは、わかりませんでしたが、彼ら3人にしかわからない友情というものを感じました。奥平安田、二人の遺体は、頭が吹っ飛んでいたり、体半分ばラバだったり、無数の銃弾が原形をとどめないほど頭を襲っていたり、それは、無残なものだったそうです。

 著者が疑念を呈しているように、彼らだけが銃を乱射して、イスラエル兵は撃たなかったのでしょうか? 警備していて手をこまねいて見ていただけなのでしょうか? 亡くなられた方24人を彼ら2人だけが殺戮したのでしょうか? 私も、疑問に思ってしまいました。

 もし、パレスチナが勝っていたら、彼らは、どんな扱いをされていたのかを考えると、イスラエルがパレスチナ人を、それこそ軍事力を行使して追い出したという殺戮と、何が違っているのだろうかと思ってしまいます。

 それにしても、何故、パレスチナだったのか、理解できませんがね。

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