よい「お葬式」入門。

 「よい「お葬式」入門。」(講談社 刊)は、セオリービジネス2009 vol.3として出版されているもので、何をもって良しとするのかと思ってページをめくってみたら、吉本隆明が巻頭のインタビュー記事てあったので、あれっと思って表紙を見たら、「吉本隆明さん対本宗訓さん、よい死に方について教えてください」と書いてありました。なんだこの本は、と思いながら、この二人のインタビュー記事を読みとおしました。

 『吉本隆明さん、今、死をどう考えていますか?』という直接的な問いに、この死ということについては、簡単に述べることができない、極めて個人的な要素が含まれている、と答えています。でも、自身の戦争体験での死に対する覚悟、戦後の村上一郎の自死の時の衝撃などを物語っています。

 死を意識したのは、2度あり、70歳の時の西伊豆でのおぼれたのは知っていましたが、若い時にも溺れかけ通りかかった船の人に助けられたという話は初めて聞きました。父の船大工というkとに関係があるのかもしれないが、いつも、水に関して起こっていると言っていました。

 西伊豆の時には、人工呼吸をして助けてくれた人が後日、金を工面してくれと言って家に来たという話もしていました。へぇ~、そんなことがあったんだと知ってびっくりしました。

 やはり最後は、親鸞知と非知との間隙についての話で締めくくられていました。数ページのインタビューなのですが、最初の問いに答えているように、「現時点での死生観を聞かれても、一言では伝えられない」という言葉に、すべてが詰まっているようでした。

 対本宗訓さんは、臨済宗のお坊さんで管長をされていたのですが、いわゆる葬式仏教に疑問を感じて管長の職を辞し、日常の社会にたいするコミットを考えた末、医師免許を取得し、医者となった方なんだそうです。今年に入り、2年間の研修を終え、4月からクリニックに勤務されているとのことでした。確かに、既成仏教とは何かということは、ますます問われていくような気がします。

 このインタビュー記事以外は、お葬式に係る費用などにつぃてまとめられています。特に、葬儀費用の見積書が掲載されていましたので、参考になる? という気もしました。



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