占領下日本

 「占領下日本」(半藤 一利保阪 正康松本 健一竹内 修司 著/筑摩書房 刊)が、半藤 一利コーナーに何冊もおかれていて目を引いたので、ちょっと厚かったのですが、数章を読んでみました。

 ”戦後日本を決定した7年間”ということで、『終戦の詔書』についての、討論から始まり、占領下の様々な出来事に関して、4人の討論(?)が掲載されていきます。

 詔書で、天皇の言う国体の護持における国体とは何か?万世一系の天皇制のことなのか? など、あれやこれやと話が進みます。

 たとえば、天皇は人間宣言などは第二義で、5カ条の御誓文を復権させることが第一義であった。つまり、「広ク会議ヲ興シ万機公論)ニ決スベシ」というのが本意であり、軍隊が戦争を主導したのが間違いであったと言いたかったのではと言っています。

 さらに、講和条約締結までは、戦争は終結していないのだから、武装蜂起をする人たちが現れても不思議ではなかったのだとか、無条件降伏に関して、無条件とはどこに記述され、誰が言っていたのか?など、政府と軍隊の関係、つまり、軍隊の降伏=国家の降伏ではないという意見が出されます。

 このように、一つのことに関し、いろいろな意見が出されますが、まぁ、結論が出るわけではないので、なんだよ~と思うことが多かった気がします。

 たとえば、終戦時の国民の感覚に対して、ほっとしたり喜ぶ人なんてほとんどいなかった、多くの国民は、茫然自失としていたんだということで話がまとまっていましたが、どうも、実際生きていたわけではないので、本当かなぁと思ってしまいます。

 米軍人からチョコレートをもらったが、親に怒られて捨てたとかいう話が誇らしげに語られていましたが、そんなことが問題? と思ってしまいました。

 4人の討論ということなので、知らなかったことも多くあって、その意味では面白かったですが、とりとめがないなぁという気もしないではありませんでした。

占領下日本
筑摩書房

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