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zoom RSS 近代日本の思想的水脈としての日蓮主義

<<   作成日時 : 2009/04/09 19:30   >>

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 ブックファーストの哲学の書棚を見ていると、青い表紙の単行本というより、厚手の雑誌という体の本を見つけ抜き出してみると「RATIO6」という題字でした。

 ”政治とは何か”という特集の見出しが印刷されており、はて、政治は何かと思いながら、この厚手の本をめくったらば、おお、見事に、イラスト・写真などが見当たらない、当然、広告もないような2段組の文字ぎっしりの論文調の本でした。まぁ、くだけた感じの”世界”と言えるでしょうか?

 「RATIO 06号」(講談社 刊)という、PR誌「」の別冊なのだそうです。

 分厚いし、文字ばかりで疲れそうなので、読むのをやめようかと思いましたが、別の特集で、「<大特集 近代日本思想を読み解く> ■ 大谷栄一 近代日本の思想的水脈としての日蓮主義 」という目次に興味を持ち、読んでみました。

 明治以降の日蓮主義という思想に対する、時系列な展開を簡潔にまとめていました。
 
 明治となり、田中 智学本田 日生らによって唱えられた「純正日蓮主義」、法華経を基本とし、日蓮が唱えた「立正安国論」、つまり現世での仏道王国の実現を希求したものが橋なりであり、この考え方が、広く普及していった裏には、高山 樗牛の傾倒と印刷メディアの発達が貢献していると言っています。

 高山 樗牛は、法(仏法)と国家の関係で、法は、国家を超越するものであるという考え方をとるのに対し、法は国家に規制される、あるいは法は国家を従属させるなどという、おもに、法と国家との関係で、日蓮主義は、わかれていったようです。

 しかし。考えると、明治以降の帝国主義的拡大路線と符合するように、仏道王国という理念は、他国から見れば侵略という日本の進出を図る人たちにとって都合のよい理論的支柱だったのかもしれません。

  北 一輝宮沢 賢治石原 莞爾などなど、政治的には様々な立場の人間が、日蓮主義の下に影響を受けていた様子がよくわかります。

はたして、

 仏道王国の完成 = 世界統一 = 日本の役割

という、一直線の関係は、成立つんでしょうか?

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