キヤノンの一眼レフで不良事故が多発!?

 キヤノンの一眼レフの故障率が高くなっているのだそうです。高級一眼レフで世界市場を2分するキヤノンとニコン。

 ここにきて、製造方針の差が表面化してきており、国内製造でありながら、キヤノン製品の品質が何故、悪くなったのかと疑問に思いました。

 「週刊東洋経済 4月25日号」(東洋経済新報社 刊)の第二特集は、キヤノンの一眼レフの現状をレポートしています。




第2特集
日本製キヤノンがタイ製ニコンに屈する日
キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由
タイでの生産を拡大させるニコンに対し、国内回帰のキヤノン。その現場で起きている異変とは。


 実は、大分キヤノンの製造現場が、請負派遣で成立しており、製造に関する指導・監督がキヤノンから直接行えないという点にあるみたいです。

 クリーンルームと言いながら、実際は”ほこり”がまっており、ダメになった製品から部品を取り出して使用したり、パーツを逆につけてしまっても、そのまま通してしまうということがなされているのだそうです

 このことが本当なrば、買う人がいなくなってしまうのではと思ってしまいます。当然、品質管理の行き届いたニコンに流れますね。

 本の中でも言っているように、「タイで製造しても、メイド・イン・ニコン」なのだということです。

 この伝でいえば、「日本で製造しても、メイド・イン・キヤノンではない」製品が販売されているということですね。

 アメリカのような製造産業の空洞化を阻むためには、安易に国外での製造飲みにするというのはできないし、シャープが、これまでの方針を転換し、閣外で液晶パネルの製造を行うということらしいですが、消費地に近いところで製造するということも、世界全体の発展を考えれば、仕方ないことのように思えますが、そのバランスをどう取っていくのか、難しいところです。

 ただ人件費が安いということだけで海外製造にのみすることは、数十年後を見ていけば、おかしくなってしまうような気がします。特に、日本では、アメリカと異なり、あらゆる技術は民間に依存しており、お金に糸目をつけないで軍需技術として開発することがほとんどないので、実際の製造を行わなくなってしまったら、何もなくなってしまうような気がします。

 ●どんな作業・仕事でも、熟練者と非熟練者では、あるいは、熟練者同士でも、単純に仕事の交換はできない。

 ●正社員と非正社員の差。

 これらの点を踏まえ、雇用という形態を見直す必要があるのかもしれません。

 キヤノンが勝つかニコンが勝つかということではなく、産業全体の問題として、考えていく必要があるのではないでしょうか。

週刊 東洋経済 2009年 4/25号 [雑誌]
東洋経済新報社

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ぶちこわすほどではな ...
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