私たち、日本共産党の味方です。

 宮本 顕治元日本共産党議長がなくなりました。98歳。老衰との事。偶然にも、今日、書店で、「私たち、日本共産党の味方です。」(筆坂 秀世鈴木 邦男 著)という本を見てきました。

私たち、日本共産党の味方です。


 筆坂 秀世さんは、2003年にセクハラ事件で、日本共産党を離党しましたが、政策委員長として日本共産党のナンバー4といわれた人であり、一方、 鈴木 邦男さんといえば、言わずと知れた新右翼”一水会”を創設し、現在は顧問しています。まぁ、昔流にに言えば、右と左の論客者同士の関係にあるというものです。

 その二人が、日本共産党について対談しています。

 日本共産党位しかいないであろう、”滅私奉公”の人間の集まりであるという組織。何しろ、選挙カンパ、○○カンパで、まるでヤクザの上納金のように、吸い上げられるお金で、党員は、四苦八苦しているのだそうです。

 革命を標榜し80年、未だ、成し遂げられないまま、平均年齢50以上ではないかという高齢化。何しろ、若者の中核であった民青組織が壊滅なのだそうです。

 自らの誤謬を認めない、教条主義と”前衛”に代表される、国民を一段下に置く、啓蒙主義。戦前から、唯一党名の変わらない政党だそうですが、何を、勘違いしているのだか。どうして、上に立った物言いしか出来ないんでしょうかね。

 新聞赤旗もピーク時(260万部)の半分という現状でも、購読者拡大を叫んでいる硬直化した意識。

 食べていくためには、3,000人ほどいる専従党員は、ひたすら我慢するしかないのだそうです。逆らって、党を追い出されたら、食べていけなくなるからです。

 この本を読めば読むほど、もう、日本共産党は終わりだなぁという感じになってしまいます。困った人たちのところで、苦労を共にして、いるんだと、てっきり思っていたら違っていたんですね。困っている人たちのことを理解できない状態になってしまっているので、憲法9条のことしかいえないんですね。このようなところでは、創価学会と競い合っているのかとばっかり思っていたのですが、もう、共産党っていうのはないんですね。

 著者の二人が話しているのを聞いている限り、唯々諾々と上位下達で動いている組織をみているようで、まさしく、日本共産党は、”すでに死んでいる”と言われてしまうんでしょうかね。しかし、このような組織形態は、何も日本共産党という組織だけではなく、日本型の組織の問題として普遍的な要素を持っているのかもしれません。

 なお、鈴木邦男をぶっとばせ!のブログでは、鈴木 邦男さんの意見が掲載されています。

 また、本書の目次は、次のようになっています。

 はじめに 鈴木邦男
 日本共産党のあゆみ
 日本共産党組織図
 序章 党員は今
 第1章 党組織の疲弊と原因
 第2章 共産党の歴史と精神
 第3章 格差社会と共産党の役割
 第4章 本当の愛国者とは
 第5章 共産党は再生できるか
 おわりに 筆坂秀世


 鈴木 邦男さんの言う、”愛国者”に対する思いは、なかなかのものです。愛郷心と愛国心、そして、愛国心を植えつけようとする自民党、財界などに、大いなる苦言を呈しています。

合掌 by 遍照金剛


私たち、日本共産党の味方です
情報センター出版局
筆坂秀世×鈴木邦男

ユーザレビュー:
真面目な人々は、<茶 ...
共産党の入門書として ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ


この記事へのトラックバック