石景山遊楽園とエキスポランド

 「週刊ポスト 5月25日号」(2007年5月14日)に、気になる記事が載っています。

 「死のコースター」社長は「中国パクリ遊園地」の<黒幕>だった

というものです。

 この社長、テレビで、エキスポランドでなくなられた方の家に謝罪に行くところを何回か見ましたが、何か、分けありげな人に見えていました。他人の外見を、どうのこうの言えた義理ではないのですが、胡散臭い感じがしていましたので、この記事を読んで、びっくりしてしまいました。

 早速、インターネットで調べると、昔から、おかしい事をやっていたんですね。

 万国博覧会のエキスポランドの運営に関して、通常では、3年程度の運営をやらないと半年ぐらいでは儲からないというのを、請負、万博後も運営を続ける事が出来るようにしており、現在、売り上げ(利益?)の1%といった安い費用しか払わずに運営を行っているそうです。つまり、独立行政法人 日本万国博覧会記念機構というところが委託を行っているという事、しかも、随意契約ということで、しかも、極めて安い費用で。

 この、「日本万国博覧会記念機構」という存在も知らなかったのですが、万博機構の役員名簿を見てみると、理事や監事には、財務省、警察庁、大阪府OBらが名を連ねているばかりか、給与を見ると94万円~70万円ほどの月給となっています(ホームページで公開されています)。

 見るからに、天下り先の団体です。こんな機構こそ、民間でいいんじゃないでしょうかね。

 株式会社エキスポランド山田 三郎社長は、アミューズメント施設レジャー施設の開発などに取り組んできたとする「泉陽興業」(大阪市浪速区、資本金一億円)と、各種遊園施設の設計・製作・販売の「泉陽機工」(同、四千五百万円)、両社の代表取締役会長をかねているそうです。

 何でも、自民党の松田 竹千代元衆院議長(故人)の元秘書で、全日本遊園施設協会の会長だという事でした。

 泉陽興業株式会社のホームページで、会長挨拶を見ると、

弊社は昭和33年の創業以来「暮らしの中にゆとりと遊び」をテーマにアミューズメント施設・レジャー施設の開発を通じて、人々の幸福な社会生活の実現に貢献できるよう、憩いと安らぎ、夢と感動のある遊空間の開発に積極的に取り組んでまいりました。また安全と美観を最優先した高度な技術力と斬新な企画力、そして豊富な経験とノウハウをもって、あらゆるレジャーの先取りにも努めてまいりました。
この姿勢はおかげさまで各方面の方々に高く評価され、日本万国博覧会・沖縄海洋博覧会・国際科学技術博覧会・国際花と緑の博覧会・国際園芸造園博覧会など全ての国際博覧会に加え、横浜博覧会・名古屋デザイン博覧会など全国各地で開催された主な地方博覧会のアミューズメント部門、パビリオン部門の企画・建設・運営にも大きく参画してまいりました。さらに日本万国博覧会終了後の「エキスポランド」、国営常陸海浜公園内「プレジャーガーデン」などの企画、建設、経営においても中心的な役割を果たすとともに、民活にてお引き受け致しました横浜市みなとみらい21での都市型立体遊園地「よこはまコスモワールド」をはじめ大阪港天保山ハーバービレッジでの大観覧車(当時世界最大)や東京都立葛西臨海公園における「ダイヤと花の大観覧車」(当時日本一)など憩いと賑わいのある街づくりにも大きく貢献しています。
その他中国に多数の大規模遊園地を建設したのをはじめ、韓国、台湾でのレジャー施設開発など、その実績は海外からも高く評価され絶大なる信頼を頂いております。また長年の遊園施設メーカーとして培ってきたノウハウをもとに、ゴルフ場やリゾート地におけるオートロード、オートケーブル、パークトレインなどの諸施設の提供を行うとともに関西国際空港埋立事業において、その土砂搬送用コンベヤ装置を共同企業体の代表企業として一期工事に引き続き二期工事においても受注するなどアミューズメント以外の分野においても積極的な事業を展開しています。

と書いてあり、その多くが、公共的なイベント、施設に関連している事を述べています。

 自民党への献金も多く、石原都知事への献金もあったそうです。

 あるブログで、「第071回国会 予算委員会第二分科会 第2号」の「万博跡地利用をめぐって、山田三郎エキスポランド社長」が取り上げられているのを見ましたが、土地代が無料、設備は関連会社が作成設置、売店、食道からのマージンを取得し、入場収入の少ししか協会には払わないで済んでいるという構造を見ると、官民が一体となって、国民を騙しているとしか言いようがないですね。

 海外でも、”中国では上海市「錦江楽園」、広東省「香密湖渡假村遊楽園」、珠海市「珍珠楽園」、北京市「石景山遊楽園」、重慶市「重慶青少年科普文化中心」、南京市「湖濱公園」など数多くの大規遊園地を企画、建設し、運営指導まで行っている”ということで、著作権問題で、にぎあわせている「石景山遊楽園」も手がけているという事をしってびっくりしました。

 山田 三郎なる人、いわゆる、やり手という人みたいで、政財界、中国財界に、顔が利くような人らしいですね。

 これまでの、様々な事業を洗い出せば、すごい癒着の構造が浮かび上がるような気がしてしまいました。

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