DAYS JAPAN 11月号

 写真月刊誌「DAYS JAPAN」11月号に、「日本、中国、韓国、北朝鮮」の日常を映し出した写真が掲載されています。

 子供、公衆電話、列車、・・・と、日常の風景が10ページ程度にまとめられています。

 写真タイトルにあるように、何と、みな似ていることかと思ってしまいます。

 しかし、不思議なことに、民族、国家が介在すると(今の世の中では、介在せざるを得ないのですが)、まったく違う人間となって現れてきます。

 何故なんでしょうか?

 この雑誌、今までは、本屋さんの立ち読みでしか見ていなかったので、詳しくは知らなかったのですが、初めて、購入してしまいました。

 このての写真を中心とした雑誌だと、朝日グラフなどを見た記憶がありますが(フライデーとかフラッシュといったジャンルの物を除き)、最近では、見なくなったなぁと思っていました。

 オールカラーで、40ページ程度の雑誌でも、作成するとなると、発行部数が不明ですが、印刷費だけでもかなりの金額になります。

 案の定、編集後記を見ると、費用の捻出には苦労しているみたいです。

 「くらしの手帖」ではないですが、編集の基本的な考え方が、非商業的でればあるほど、また、権力に遠ければ遠いほど(非権力的)、発行を続けるのが困難であり、どれだけ支える共感者を作れるかが勝負の分かれ目となってきます。

 表3広告では、山田養蜂所が、足尾鉱毒事件田中 正造を取り上げ、広告を出していました。しかし、広告の数も少なく、本当に、制作は大変だと思います。逆に、あまり広告が多くなれば、それはそれで、記事制作に難しい問題が出るのではと思いますが。難しいところです。

 「1枚の写真が国家を変えることもある」、というフォトジャーナリズムの原点が、果たして、甦るのか、現在のように、多様なメディアが発達した世界での挑戦に、心を動かされるところがありました。

 心情的には、応援したいような編集スタンスですが、このような雑誌という方法に、一抹の不安もあります。

 四万十川の上流で、放射性廃棄物の地下埋蔵を推し進めているという話も載っており、知らないうちに、危険がばら撒かれているということに驚きます。

 美しい国は、こうして、死体の山の上で、花咲くのでしょうか?

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック

  • 核廃棄物地層処分に警鐘 米地質学者が講演 高知大

    Excerpt:  最近、ずっと気になっている、「高知県東洋町・津野町の使用済み核燃料の処理場の問題」{/hiyo_oro/}  今までもこのブログでは、「生見がヤバい!」、「高レベル放射性廃棄物でサーフポイントが汚.. Weblog: 労組書記長社労士のブログ racked: 2006-10-23 10:43
  • ライフ廃刊

    Excerpt:  タイム・ワーナーによれば、ロバート・キャパで有名であったアメリカの写真誌「ライフ」を4月20日号を最後に廃刊するそうです、というか、したんですね。 Weblog: 遍照金剛 racked: 2007-05-14 20:24