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「なぜ日本人は劣化したか」(香山 リカ 著)というタイトルに惹かれて読んでみました。相変わらずの立ち読みですが!! この本を通読して感じたことは、想像力、モラルなど、あらゆる部分で”劣化”が起こっており、いわゆる、アメリカ型の”新自由主義”によるところが大きいということが、この本の基底にある発想ではないかと思われます。 「給食費の不払い」などにみられる利己主義の蔓延といった”モラルの低下”。 「リストカット」などに見られる耐性力の低下といった”生命力の低下”。 短期成果重視による”長期視点の欠如”。 「排除型社会」の進行による”社会的寛容度の低下”。 などなど、小泉ー竹下で加速された”新自由主義”でもたらされた現状を、あらゆるものの”品質の劣化”として捉え説明しています。 最近の社会や自分の周辺で、想像力が欠如したと思われる事件や人を見ていると、そうだなぁと思うことがかなりありました。 しかしながら、後藤 和智さんというかたは、自身のブログである、「想像力を喪失した似非リベラルのなれの果て 〜香山リカ『なぜ日本人は劣化したか』を徹底糾弾する〜」で、ぼろくそに批判していました。 私などは、何故、ここまで批判するのかわからないし、そもそも。香山 リカさんの本を系統的に読んだことがないので、変節を批判されても理解できないと言うこともあります。 いわゆる、”患者”さんの”こころ”の問題の周辺を書いていたのが、ある時点から社会制度に対することに書く内容が変わってきているということが気に食わないようなのですが?? 確かに、この本の実証的根拠という意味では、粒度が荒い気がしますが、”若者を馬鹿にしている”などという点は、後藤 和智さんが言うほど感じはしませんでしたがね。まぁ、こちらが若くないためでしょうyが。 逆に、この本を推奨しているブログには、「森田実の言わねばならぬ[246]」と言う人もおりました。 香山 リカさんって、よくこんなに書けるもんだと感心していましたので、確かに、本としての完成度の荒さはありますが、論点の発想としては理解できるように思えます。 「新自由主義」がもたらした”自由”が、”野放図”であるがゆえに、”道徳”を持ち出し、”美しい国”を持ち出さなければならない政権の姿を物語っているような気もします。 目次は、次のようになっています。
合掌 by 遍照金剛 なぜ日本人は劣化したか (講談社現代新書) 講談社 香山 リカ ユーザレビュー: 脳トレはそんなに悪い ... Psycopath ... 粗雑だが、おもしろい ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ |
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